ルーヴル美術館展 ルネサンス
Masterpieces of the Renaissance from the Musée du Louvre
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- 開催予定
- 企画展

来年(2026年)9月9日より「ルーヴル美術館展 ルネサンス」を開催いたします。
本展覧会では、イタリアで花開き、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパ各地で隆盛したルネサンス美術の本質的な特徴のいくつかを、選び抜かれた50点余りの作品を通して浮かび上がらせることを試みます。出品作の多くは15世紀末から16世紀後半(1575年頃まで)に制作されたもので、ルネサンス様式の誕生そのものよりも、それが広まった時代に焦点を当てています。
「ルネサンス」は「再生」を意味するフランス語です。19世紀半ばに歴史家たちが15-16世紀のヨーロッパ文化を振り返り、その傾向をルネサンスと呼んだことから、次第に時代区分の用語として使われるようになりました。
この時代、ヨーロッパの人々は、キリスト教が広まる以前の人間の主体性を重んじた古代ギリシャ・ローマの文化に、よみがえらせるべき理想を見いだしました。画家や彫刻家たちは、古代の美術を手本として学びながら、人間とそのまわりの空間・自然をありありと再現的に表現することに意識を向けるようになります。人物の表情や動作の描写を通して内面の個性を表現すること、それがルネサンスの芸術家たちにとって最も重要な課題の一つになりました。なかでも、ルネサンス最大の巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチは、人間の複雑な感情の描出を終生追求した人といえます。本展は、レオナルドならではの類まれな人物表現の魅力を堪能するとともに、ルネサンス美術の本質に触れる、貴重な機会となるでしょう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ《美しきフェロニエール》 日本初公開。
レオナルド・ダ・ヴィンチ
《女性の肖像》、誤って付された別称《美しきフェロニエール》
1490–1497年頃 油彩/板 63 × 45 cm
パリ、ルーヴル美術館
© GrandPalaisRmn (musée du Louvre) / Michel Urtado
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452–1519)の真筆とされる絵画作品は、わずか15点ほどしか現存しません。ルーヴル美術館にはそのうち5点が所蔵されており、1974年に《モナ・リザ》が来日しました。それから52年を経て、このたびの展覧会では、同館が誇るレオナルドの傑作の一つである《女性の肖像》、通称《美しきフェロニエール》が日本で初めて公開されます。最新の研究動向を踏まえながら、この作品が生まれた背景や表現上の特徴に光を当てます。
開催概要
- 会期
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休館日:毎週火曜日
- 開館時間
10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで- 会場
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国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 - 主催
国立新美術館、ルーヴル美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社
企画協力
NTVヨーロッパ- 観覧料
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未定
- お問合せ
050-5541-8600(ハローダイヤル)