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ID:70919

意匠とエンジニアリングの美学

甲冑の解剖術 Kacchu Anatomy

The aesthetics of design and engineering

Venue

金沢21世紀美術館 展示室6、14

21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

Period

2022年5月3日(火・祝) -7月10日(日)

Exhibition Outline

意匠とエンジニアリングの美学 甲冑の解剖術 カッチュウノカイボウジュツ

Kacchu Anatomy The aesthetics of design and engineering

甲冑は大陸からもたらされ、鎌倉時代から日本独自の様式の発展を遂げました。特に安土桃山から江戸時代にかけて、武士の誉と力を象徴的に示すものとして、その意匠デザインや技巧は頂点に達したといえます。「甲冑の解剖術」展は、歴史と現代の対話というテーマのもと、加賀藩前田家の歴史に鑑み、甲冑という文化資産を現代的にアップデートしたかたちで紹介するために企画されました。甲冑の意匠、金工や漆、染色、組ひもなど、その文様や色彩、技巧デザインの美しさと独自性は、日本の工芸、服飾文化史において際立っています。一方甲冑は武器や戦闘法の変化に伴い、精巧な解剖学的エンジニアリングとともに進化しました。この意匠と機能の魅力を現代につなげるべく、デジタル時代の若手クリエイターたちがコラボレーションにより展示空間を演出します。甲冑の内部構造をスキャンして、「内的な美」をデジタル映像に変換するライゾマティクス。これらを現代人の身体にアンビエントにつなげる空間は、ポストインターネット世代の作家、ナイル・ケティングによってデザインされます。
甲冑と現代的なクリエイションの対話。石川県立歴史博物館や、大阪城天守閣などが所蔵する、多様な意匠、様式の甲冑が、特別なケースデザインや繊細な照明によってハイパーに現代によみがえります。―生き抜く知恵と身を飾ることの誇りと喜び―本展は、現代のクリエイターたちの手によって、甲冑の存在とパフォーマンス性を更新し、現在という場所に新たに出現させる試みとなります。

Organizer
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
Sponsership and Cooperation
特別協力=井伊美術館、石川県立歴史博物館、大阪城天守閣、東方文化支援財団
令和4年度日本博主催・共催型プロジェクト
Closing Days
毎週月曜日
Opening Hours
10:00 ~ 18:00
(金・土曜日は20:00まで) チケット販売は閉場の30分前まで
Admission (tax included)
一般 750(600)円 大学生 520(410)円 小中高生 260(200)円 65歳以上 600円
※日時指定入場制
※( )内は団体料金(20名以上)およびウェブチケット料金。
当館ウェブサイト(http:/www.kanazawa21.jp)にて販売
Exhibition Website
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1799[Open in new window]

Access Information

金沢21世紀美術館 カナザワニジュウイッセイキビジュツカン

21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

Address
〒920-8509
金沢市広坂1-2-1
Website
https://www.kanazawa21.jp/[Open in new window]
Updated Date:2022.6.8
Created Date:2022.6.8

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