More

We use some essential cookies to make this website work. We'd like to set other cookies to remember your settings, measure website use and inform our marketing. We also use content from other sites in our pages, and those sites may also set cookies. More information can be found in our cookies policy.

ID:46741

絵画を抱きしめて Embracing for Painting Embracing for Painting

阿部 未奈子・佐藤 翠・流 麻二果

―Minako Abe, Midori Sato, and Manika Nagare exhibition―

Venue

資生堂ギャラリー

SHISEIDO GALLERY

Period

Part1:「絵画との出会い」 7月31日(金)~8月23日(日)
Part2:「絵画に包まれて」 8月28日(金)~9月20日(日)

Part1:「絵画との出会い」 7月31日(金)~8月23日(日)
Part2:「絵画に包まれて」 8月28日(金)~9月20日(日)

Exhibition Outline

絵画を抱きしめて Embracing for Painting カイガヲダキシメテ Embracing for Painting 阿部 未奈子・佐藤 翠・流 麻二果

Embracing for Painting ―Minako Abe, Midori Sato, and Manika Nagare exhibition―

資生堂ギャラリーでは、2015年7月31日(金)から9月20日(日) <Part1:7月31日(金)~8月23日(日)、Part2:8月28日(金)~9月20日(日)>まで、「絵画を抱きしめて Embracing for Painting」を開催します。

21世紀に入り、人々の価値観はかつてなく多様化した時代を迎えています。私たちは互いを認め合い、それぞれのありのままの生き方に共感が芽生えているといえるでしょう。
今日、現代アートの世界においても、その表現のあり方は多岐に及び、人々とアートが出会う場所も美術館に限らず、メディアやインターネットの中から街の一角まで私たちの生活の中に広く行き渡るようになりました。

今回展覧会を構成する、阿部 未奈子(あべ みなこ)、佐藤 翠(さとう みどり)、流 麻二果(ながれ まにか)の三人の作家は、そのような現代アートの世界において、伝統的な長い歴史をもつ表現形式である絵画の新しい可能性に挑戦している作家たちです。阿部は、自然の風景を撮影したイメージをPCの恣意的な操作を経て変容させ、得られたイメージをもとにマスキングテープとローラーを使って、再び風景を描きます。佐藤は、沢山のファッションアイテムが色彩豊かにひしめく世界を流れるような絵筆のストロークのもとに描きます。流は、人と自然を描く対象とし、独特な線と色彩を使い、絵具を塗り重ねてキャンバス上に抽象的なイメージをつくりだします。美術の歴史のうえでは、絵画は輻輳化する他の美術ジャンルとの厳しいせめぎ合いの中で、絶えずその存在を問われる不安定な状況にあります。しかし今日、そうした歴史を背負ってきた絵画に向き合い、ひしめく美術ジャンルの中で困難な創造性にしなやかに挑戦していく作家たちの生き方は、現代の時代における美しく創造的な生き方にもあてはまることでしょう。
本展のタイトル「絵画を抱きしめて Embracing for Painting」には、そうした絵画に向き合う三人の作家たちの姿を重ねあわせています。絵画を受け入れ、それを自らの制作手段として選び、自由に使いこなしていく作家の生き方。「Embrace」という言葉には、人が愛情をもって何かを抱きしめるときのような抱擁感と至福感が漂うとともに絵画に向かい合う覚悟が感じられます。三人の作家たちの姿と作品の世界を包み込んだ絵画の新しい魅力を紹介していきます。

展示内容は、新作を中心に、Part1・Part2に分かれた期間ごとに作品をすべて入れ替えます。
Part1:「絵画との出会い」は、三人の作家の作品を大画面のタブローとして展示します。鑑賞者が作家の提示する絵画世界の中へと深く入り込んでいくような作品との出会いを創出します。個々の絵画作品の色彩が織り成す圧倒的なイリュージョンは、日常では得難い見ることの体験をもたらすことでしょう。Part2:「絵画に包まれて」は、絵画によるインスタレーションを展示します。一つのタブローに収まらない絵画作品どうしが空間の中で呼応し合うことで、イメージと色彩の渦の中に包まれるような絵画体験の創出に挑戦します。本展を通じて、今日の絵画の魅力を深く味わうことができ、非日常的な新しい絵画との出会いにご期待ください。

資生堂は美しい生活文化の創造を使命とし、個々の美の多様性を認め、その人がその人らしく生きるアクティブな生活者を応援しています。伝統的な絵画という表現手段をしっかりと受け継ぎ、今日の創造性にアクティブに向き合う三人の作家の姿は、現代の時代にあって創造的な生き方に共感する多くの人々へ、アートの新しい魅力を訴えます。

Organizer
株式会社 資生堂
Closing Days
毎週月曜 (月曜日が祝日にあたる場合も休館)
Opening Hours
11:00 ~ 19:00
平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00
Admission (tax included)
入場無料
Exhibition Website
http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/index.html[Open in new window]

Events

作家によるギャラリートーク

以下の内容でイベントを開催します。

日時: 9月6日(日) 14:00~16:00
会場: ワードホール (東京銀座資生堂ビル9階)
定員: 60名
参加費: 無料 (お申し込み多数の場合は抽選となります)

※予告なく内容が変更になる場合があります。
※やむを得ない理由により、中止する場合があります。

お問い合わせ: 資生堂ギャラリー
tel. 03-3572-3901 fax. 03-3572-3951

Access Information

資生堂ギャラリー シセイドウギャラリー

SHISEIDO GALLERY

Address
〒104-0061
中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Website
https://gallery.shiseido.com/jp/[Open in new window]
Updated Date:2024.10.22
Created Date:2015.7.14

pagetop

pagetop