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  • ワークショップ

アーティスト・ワークショップ「もちつもたれつ」

美術家・彫刻家の平山匠さんを講師に迎え、“自分を支えている存在”をテーマに、自分たちで準備した粘土で作品をつくるワークショップを開催しました。この企画は、ふだん作品に用いている粘土と自分が互いに支え合う関係であるという、平山さん自身の気づきから生まれました。
ワークショップは、完全に乾いた粘土をもう一度柔らかい状態まで生き返らせるところから始まります。硬い粘土をハンマーで粉々に砕き、水を加えて泥のようになったものを根気強く練っていきます。時には参加者同士で励まし合いながら、ハードな作業に取り組みました。
ここまでは人が一方的に粘土のお世話をしているようですが、作品づくりが始まると、今度は粘土が素材として制作する人を支える番です。
平山さんからは「真面目になりすぎない適当さをもつこと」、「アイデアをなんでも気楽に一度共有してみること」という、心構えについてアドバイスがありました。参加者たちは、アイデアをどうやって形にしたら良いか平山さんに相談したり、一度スケッチをしてみたり、それぞれのやり方で制作を進めていきました。最後には、作品を真ん中に輪になって鑑賞し、作品にまつわるそれぞれのストーリーを共有しました。天国に行ってしまった飼い猫や、登山中に出逢った花をつくった人、また「ある日空を見上げたら、雲の形が龍に見えた。その龍が自分の中に入り込んだら、強くなれる気がした。」と、守り神のドラゴンをつくった人もいました。
粘土は乾燥していくので、ひび割れないように水遣りをするなど、作品を家に持ち帰ってからも、人と粘土の付き合いは続きます。自分と“もちつもたれつ”の関係にある存在について、体を使って粘土という素材を学びながら、深く考える機会となりました。

日時 2026 年1月25日(日)13:00~17:30
講師 平山匠(美術家 / 彫刻家)
会場 国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象 一般(高校生以上)
参加費 おひとり1000円
参加人数 10人

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