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アーティスト・ワークショップ 「六本木の美術館をたっぷり聞いてみよう―想像する音、創造する耳」

日時:2019年8月12日(月・祝)10:30~12:30
講師:三原聡一郎(アーティスト)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム、美術館敷地内各所(屋外含む)
対象:小学校3年生以上
参加費:無料
参加人数:21人

アーティストの三原聡一郎さんを講師に迎え、「音を聞く」をテーマとしたワークショップを開催しました。カナダの現代音楽家 R.マリーシェーファのサウンドエデュケーションの導入から始まり、木と金属がこすれることで、鳥のさえずりのような音の出る装置やラッパ状の集音器などシンプルな道具を使って、「聞く」とはどういうことかを体験的に意識しました。その後、2つの道具を携えて美術館の内外を巡りながら耳を澄ますと、今までは聞こえなかった音も耳に入ってきて、身のまわりの音の多さ、豊かさに参加者からは驚きの声が上がりました。美術館周辺の環境音を楽しんだ後、人間に聞こえる全ての範囲に渡る人工的な純音(正弦波)を聴いて締めくくりました。音は、私たちのまわりに当たり前に存在しています。何気なく聞き流してしまいがちだからこそ、身近な音を多角的に知り、また注意深く拾うことで新たな発見があり、豊かな世界が開けたひとときでした。

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