NACT View 01 玉山拓郎
展示概要
国立新美術館では2022年より新規事業として美術館のパブリックスペースを使った小企画「NACT View」シリーズを開催いたします。黒川紀章氏が設計した建築は、スペクタクルでありつつ、細部にまで意匠が凝らされています。多くの人が憩い、通り抜ける広場のようなパブリックスペースで、多くの皆さまに楽しんでいただけるよう、若手から中堅の美術家、デザイナー、建築家、映像作家を招聘し、現代の多様な表現をご紹介します。その第一回目には現代美術家の玉山拓郎を招き、既存の空間を舞台に見知らぬ風景を生み出すようなインスタレーション作品を展示する予定です。
展示期間 |
2022年7月~(予定) 毎週火曜日休館 |
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公開時間 | 美術館の開館時間に準ずる |
会 場 | 国立新美術館 1Fロビー(予定) 〒106-8558東京都港区六本木7-22-2 |
主 催 | 国立新美術館 |
観覧料 | 無料 |
お問合せ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
作家プロフィール
玉山拓郎(たまやま・たくろう)
1990年、岐阜県生まれ。東京都在住。
愛知県立芸術大学を経て、2015年に東京藝術大学大学院修了。
身近にあるイメージを参照し生み出された家具や日用品のようなオブジェクト、映像の色調、モノの律動、鮮やかな照明や音響を組み合わせることによって、緻密なコンポジションを持った空間を表現している。近年の主な展覧会に、「2021年度第3期コレクション展」(愛知県美術館、2022)、「Anything will slip off / If cut diagonally」(ANOMALY、2021)、「開館25周年記念コレクション展 VISION Part 1 光について / 光をともして」(豊田市美術館、2020)など。