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MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事

  • 開催終了
  • 企画展

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」会場映像
Exhibition Movie of “MIYAKE ISSEY EXHIBITION: The Work of Miyake Issey”
公開日:2016年5月27日 制作:荒木隆久 1分1秒

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」映像/音楽インスタレーション
"MIYAKE ISSEY EXHIBITION: The Work of Miyake Issey" MOTION GRAPHIC / MUSIC INSTALLATION
公開日:2016年4月27日 制作:中村勇吾 音楽:Cornelius 2分18秒

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」予告映像 第2弾
Second Trailer of “MIYAKE ISSEY EXHIBITION: The Work of Miyake Issey”
公開日:2016年3月13日 制作:パスカル・ルラン 25秒

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」予告映像 第1弾
First Trailer of “MIYAKE ISSEY EXHIBITION: The Work of Miyake Issey”
公開日:2015年11月30日 制作:中村勇吾 28秒

展覧会概要

国立新美術館では、来る2016年3月16日(水)から6月13日(月)まで、デザイナー・三宅一生氏の展覧会を開催します。2007年の開館以来、「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」を活動理念とする国立新美術館では、デザインは重要な展示テーマの一つと考えてきました。このたびの展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」は、三宅氏が活動を開始した1970年から現在に至る約45年間の仕事を紹介する、これまでにない規模の展覧会となります。
三宅氏は常に次の時代を見据えながら、新しい服づくりの方法論と可能性を示しています。それは、1960年に日本で初めて開催された世界デザイン会議において、当時、多摩美術大学在学中であった三宅氏が、衣服デザインが含まれないことに疑問を持ち質問状を送ったことに始まります。既にそこには、衣服は時代と共に移ろう「ファッション」として存在するのではなく、より普遍的なレベルで私たちの生活と密接に結びついて生まれる「デザイン」であるという三宅氏の思想が見て取れます。以来、既成の枠にとらわれない自由な発想のもと、独自の素材づくりから始まり、「一枚の布」と身体との関係や、そこに生まれる「ゆとり」や「間(ま)」を追求しています。また、チームと共に粘り強いリサーチと実験を行い、革新性と着心地のよさを兼ね備えた衣服を生み出しています。
本展では、初期から最新プロジェクトまでの全仕事を通して、ものづくりに対する三宅氏の考え方やデザインアプローチを明らかにし、未来に向けた更なる創作の可能性を探ります。三宅氏の仕事の多様性や豊かさを示しつつ、細部をも丹念に紹介する本展は、今なお進化し続ける三宅氏の服づくりについて明らかにするものです。子どもから大人まで、誰もがつくることの楽しさに触れていただくとともに、本展が自由な発想を押し広げ、創造力を刺激する機会となれば幸いです。

メインビジュアル
【 三宅一生(みやけ・いっせい)】
衣服デザイナー。1938年広島県生まれ。1970年三宅デザイン事務所設立。1973年よりパリコレクションに参加。「一枚の布」のコンセプトを基に伝統的な技と最先端の技術を応用しながら独自の服づくりを行う。2010年文化勲章受章。
会 期 2016年3月16日(水)~6月13日(月)
毎週火曜日休館 ただし、5月3日(火・祝)は開館
開館時間 10:00~18:00 金曜日は20:00まで
入場は閉館の30分前まで
会 場 国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
主 催 国立新美術館
共 催 公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団、株式会社 三宅デザイン事務所、株式会社 イッセイ ミヤケ
協 賛 株式会社 資生堂、株式会社マリ・アート、三井不動産株式会社
協 力 Artemide S.p.A.、株式会社NTTドコモ、キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社、セーレン株式会社、株式会社丹青ディスプレイ、東リ株式会社、株式会社 七彩、ヴィトラ株式会社、吉忠マネキン株式会社
観覧料(税込)
当日 1,300円(一般)、800円(大学生)
前売/団体 1,100円(一般)、500円(大学生)
  • 2016年5月18日(水)は「国際博物館の日」につき入場無料。
  • 高校生、18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)および障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料。
  • 団体券は国立新美術館でのみ販売。(団体料金の適用は20名以上)
  • 前売券は2016年1月15日(金)から3月15日(火)まで販売。(国立新美術館では3月14日(月)まで)
  • 前売券および当日券のチケット取扱場所:国立新美術館、ローソンチケット(Lコード:33150)、イープラス、オンラインチケット、tixee(発券不要のスマートフォンチケット)。手数料がかかる場合があります。
  • 会期中に当館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、団体料金が適用されます。
  • 65歳以上の方(年齢がわかるものが必要)は、会期中に当館で開催中の公募展チケット(半券可)の提示で大学生団体料金が適用されます。
  • 国立美術館キャンパスメンバーズ加盟の大学等の学生・教職員は本展覧会を団体料金でご覧いただけます。
  • その他の割引などお得な情報はこちらをご覧ください。
  • 会場での観覧券購入に次のクレジットカードと電子マネー等がご利用いただけます。 クレジットカード:UC、MasterCard、VISA、JCB、AMEX、Diners Club、DISCOVER、電子マネー:Suica(スイカ)、PASMO(パスモ)、ICOCA(イコカ)等、iD その他:J-Debit、銀聯
お問合せ ハローダイヤル 03-5777-8600

展覧会の見どころ

三宅氏の服づくりの考え方を展示

三宅氏は時代や社会が求めるものを敏感に感じ取り、何よりも人間を中心に置いた服づくりを行っています。それは、「ジーンズやTシャツのように多くの人が自由に着られる服をつくりたい」という三宅氏の言葉にも表れています。

伝統 × 最新テクノロジー

三宅氏は伝統技術や職人技を自身の衣服デザインに生かすとともに、新しい素材の開発や服づくりの方法を探求してきました。このような取り組みにより、PLEATS PLEASEやA-POCのような従来の服づくりとは異なる画期的なデザインが生み出され、人々の生活をより一層彩ってきました。本展では初めて三宅氏独自の「製品プリーツ」の制作過程を展示します。

グラフィック・デザイナー、佐藤卓(さとう たく)氏による会場およびヴィジュアル・デザイン
デザイナー、吉岡徳仁(よしおか とくじん)氏による「グリッド・ボディ」を用いた空間デザイン

佐藤卓氏による会場デザイン(ルームC)は、楽しみながら三宅氏の服づくりを理解する発見の場となります。さらに佐藤氏によるヴィジュアルも三宅氏の衣服のもつ魅力を伝えます。 吉岡徳仁氏が空間デザインを手がけたルームA及びBにおいて、今回の展覧会のために、新たにデザインされた「グリッド・ボディ」を用いた展示を行います。

全作品完全撮り下ろしの展覧会カタログ

『MIYAKE ISSEY: 三宅一生の仕事』
監修:三宅一生 企画:北村みどり
編集:国立新美術館、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団、株式会社求龍堂
アートディレクション:佐藤卓/撮影:岩崎寛
発行:株式会社求龍堂(国立新美術館および全国の書店で販売)
発売日:2016年3月16日(水)
定価:2,800円(本体:2,593円) 日本語・英語2ヶ国語表記(一部中国語、フランス語)

立動アプリ(iPhone/iPad/Android対応)

展覧会チラシのオモテ面にスマホをかざすと何かが動きだす!!
※MIYAKE ISSEY展立動アプリ(無料)は展覧会ホームページからダウンロードできます。

展覧会の構成

本展は、大きく三つのセクションで構成されます。
デザイナーの吉岡徳仁氏が空間デザインを手がけたSection AとBでは、今回の展覧会のために新たにデザインされた「グリッド・ボディ」を用いた展示を行います。
また、グラフィック・デザイナーの佐藤卓氏によるSection Cの会場デザインは、楽しみながら三宅一生氏の服づくりを理解する発見の場となります。さらに、佐藤氏による展覧会ヴィジュアルも三宅氏の衣服のもつ魅力を伝えます。その他、インスタレーション、映像作品、ライブラリーコーナーもございます。

◎ Section A
1970年に三宅デザイン事務所を創設して以来、既成の枠にとらわれない自由な発想のもと、三宅一生氏は常に次の時代を見据えながら、新しい服づくりの方法と可能性を探求してきました。Section Aではその初期の仕事を紹介します。この時期の仕事は、その後の比類なき足跡を形成する原点となっています。
◎ Section B
三宅一生氏は、衣服とそこに生命を宿す身体との関係を探求し、1980年秋冬コレクションでは「プラスティック・ボディ」と呼ばれる、それまでの衣服の概念をくつがえす全く新しいタイプの衣服を発表しました。Section Bでは、1985年まで様々なかたちで展開された「ボディ」のシリーズを展示します。
◎ Section C
人々に着るよろこびを与え、私たちの生活を豊かにしてきた三宅一生氏のものづくりは、三宅氏の着る人への敬意や環境を敬う心から生み出されたものです。「日々発想し、それまでにないものをつくり、新しい現実をつくる」――三宅一生氏は常に進化し続けているのです。Section Cでは、三宅氏の最も革新的な側面を「素材」、「プリーツ」、「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」、「A-POC」、「132 5. ISSEY MIYAKE」と「陰影 IN-EI ISSEY MIYAKE」という5つのテーマに分けて展示します。
※Section Cでは、開館日の毎朝11:00-12:00(金曜日は11:00-12:00、15:00-16:00、18:00-19:00の3回)にスタッフがプリーツマシーンを動かし、制作実演を行います。三宅一生氏のプリーツの制作プロセスを、ぜひご覧ください。
◎ インスタレーション
三宅一生氏のものづくりをテーマにした、映像と音楽によるインスタレーション作品です。
《Making Things》
2016年
映像:中村勇吾/tha. ltd.
音楽:Cornelius
◎ 映像
以下の映像作品をループ再生でご覧いただけます。
《三宅一生の仕事1960-2015》
2016年
ディレクション:中島信也
ナレーション:ピーター・バラカン
企画:北村みどり
《時空を越えて》
2016年
監督・撮影:高木由利子
編集・サウンドデザイン:市村隼人
ビデオグラファー:大嶋俊介
《紙衣》
2016年
撮影・編集・監督:山中有/ブルードキュメンタリー
《ウォーターフォール・ボディー》
2016年
編集・演出:山中有/ブルードキュメンタリー
《ビジュアル・ダイアローグ》
2016年
写真:アーヴィング・ペン
映像ディレクション:パスカル・ルラン
企画:北村みどり
◎ Library
展示室内にあるこのコーナーでは、三宅一生氏の仕事を紹介する代表的な書籍を中心に、貴重な映像資料など、様々な情報に触れることができます。
左:132 5. ISSEY MIYAKE
《No. 1ドレス》《No.1 ジャケット》
2010年
撮影:岩崎寛
右:132 5. ISSEY MIYAKE
《No. 1ドレス》
2010年
撮影:岩崎寛
左:ISSEY MIYAKE
《フライング・ソーサー Spring/Summer 1994》
1993年
撮影:宇戸浩二
右:132 5. ISSEY MIYAKE
《No. 10 スカート》
2010年
撮影:宇戸浩二
ISSEY MIYAKE
《タトゥ Spring/Summer 1971》
1970年
撮影:岩崎寛
ISSEY MIYAKE
《麻のジャンプスーツ Spring/Summer 1976》
1975年
撮影:岩崎寛
ISSEY MIYAKE
《ウォーターフォール・ボディ Autumn/Winter 1984》
1984年
撮影:岩崎寛
ISSEY MIYAKE
《葉っぱプリーツ Spring/Summer 1990》
1989年
撮影:岩崎寛
ISSEY MIYAKE
《バス(馬尾毛) Autumn/Winter 1990》
1990年
撮影:岩崎寛
ISSEY MIYAKE
《コロンブ Spring/Summer 1991》
1990年
撮影:岩崎寛
132 5. ISSEY MIYAKE
《No. 1ドレス》
2010年
撮影:岩崎寛
132 5. ISSEY MIYAKE
《スクエア・ウール Vol. 4》
2015年
撮影:岩崎寛

関連イヴェント

トークイヴェント事前申込)

「一生さんから学んだこと」[終了]
話し手:吉岡徳仁(デザイナー)
聞き手:川上典李子(デザイン・ジャーナリスト)
吉岡徳仁氏は、本展で「グリッド・ボディ」をデザインし、展示空間を表現しました。20代前半から三宅デザイン事務所のアシスタントとして、パリコレクションのアクセサリーや空間デザインなどを担当し、その後2000年に吉岡徳仁デザイン事務所を設立しました。自由で新しい可能性に挑戦し続ける吉岡氏のデザインが生まれたルーツ、三宅一生氏との仕事について、デザイン・ジャーナリストの川上典李子氏を聞き手に振り返っていただきます。
日時 2016年3月21日(月・祝)14:00~15:30(開場13:30)
会場 国立新美術館3階 講堂
定員 260名(事前申込)
※聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。

※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※参加申込をされた方以外の当日参加はできません。
※お申込いただいた個人情報は、本事業のために使用し、その他の目的では使用しません。
※内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

吉岡徳仁(Tokujin Yoshioka)プロフィール
1967年佐賀県生まれ。1986年桑沢デザイン研究所卒業。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。 デザインからアート、建築まで、幅広い領域において、実験的で革新的なクリエーションは世界で高く評価されている。 ISSEY MIYAKEの空間デザインをはじめ、SWAROVSKI、Cartier、Hermès、LEXUS、TOYOTA、NTTなどのプロジェクトを手がける。国際的なデザイン賞を多数受賞。作品の数々は、ニューヨーク近代美術館、オルセー美術館、ポンピドゥーセンター等の世界の主要美術館で永久所蔵されている。アメリカ『Newsweek』誌日本語版による「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されている。
Photo:MASAHIRO SANBE
川上典李子(Noriko Kawakami)プロフィール
デザイン誌「AXIS」編集部を経て独立。1994~1996年、ドムスアカデミー リサーチセンターの日伊プロジェクトにエディトリアルディレクターとして参加。主な著書に『Realising Design』(TOTO出版)、共著に『ニッポン・プロダクト』(美術出版社)、『ウラからのぞけばオモテが見える』(日経BP社)など。「WA--現代日本のデザインと調和の精神」(2008~2011年)「Japanese Design Today 100」(2014年~)(共に国際交流基金主催)等のデザイン展キュレーションにも関わる。21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクター。
Photo: Takaaki Koshiba
「動きのクリエイション」[終了]
話し手:宮前義之(ISSEY MIYAKEデザイナー)、金森 穣(演出振付家、舞踊家)
ISSEY MIYAKEのデザイナーである宮前義之氏と、Noismの演出振付家、舞踊家である金森穣氏は、2014年の12月に舞台で互いのクリエイションを刺激し合い、初のコラボレーションを果たしました。トークでは「動き」をキーワードに、身体の捉え方、チームを率いて仕事をする際のクリエイションの方法などをお話しいただきます。両氏による貴重な対談に、ご期待ください。
Noism1《Training Piece》
演出振付:金森穣 衣裳デザイン:宮前義之
Photo: Kishin Shinoyama
日時 2016年4月9日(土)14:00~15:30(開場13:30)
会場 国立新美術館3階 講堂
定員 260名(事前申込)
※聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。

※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※参加申込をされた方以外の当日参加はできません。
※お申込いただいた個人情報は、本事業のために使用し、その他の目的では使用しません。
※内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

宮前義之(Yoshiyuki Miyamae)プロフィール
1976年生まれ。1998年に文化服装学院アパレルデザイン科を卒業。2001年から三宅デザイン事務所入社。三宅一生と藤原大が率いたA-POCの企画チームに参加。2006年からISSEY MIYAKEの企画チームに加わる。2011年からISSEY MIYAKEのデザイナーに就任。2012年春夏よりパリでのショーを手掛ける。2014年には毎日ファッション大賞の大賞を受賞。
Photo: Olivier Baco
金森 穣(Jo Kanamori)プロフィール
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館舞踊部門芸術監督、Noism芸術監督。17歳で単身渡欧、モーリス・ベジャール等に師事。イリ・キリアンにその才能を認められ20歳で演出振付家デビュー。10年間欧州の舞踊団で舞踊家・演出振付家として活躍後帰国。04年4月、日本初の劇場専属舞踊団Noismを立ち上げる。14年より新潟市文化創造アドバイザーに就任。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞ほか受賞歴多数。
Photo: Kishin Shinoyama
「三宅一生の感覚」[終了]
話し手:佐藤 卓(グラフィック・デザイナー)、深澤直人(プロダクト・デザイナー)
三宅一生氏の衣服やプロダクトなどのデザインは、実際に触れたり、身につけたり、メディアからの情報で知る機会があっても、三宅氏自身の人となりや感覚的な面については、これまであまり語られてきませんでした。本展のアート・ディレクションおよびグラフィック・デザインを行う佐藤卓氏と、21_21 DESIGN SIGHTでディレクターを務めるプロダクト・デザイナーの深澤直人氏は、10年以上にわたり三宅氏とともに仕事をしています。本イヴェントでは、そのような両氏だからこそ知りえた、三宅氏独自の「感覚」についてお話しいただきます。
日時 2016年4月23日(土)14:00~15:30(開場13:30)
会場 国立新美術館3階 講堂
定員 260名(事前申込)
※聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。
※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※参加申込をされた方以外の当日参加はできません。
※お申込いただいた個人情報は、本事業のために使用し、その他の目的では使用しません。
※内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。
佐藤 卓(Taku Satoh)プロフィール
1979年東京藝術大学デザイン科卒業、1981年同大学院修了、株式会社電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所設立。「ニッカ・ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」などの商品デザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」、「国立科学博物館」、「全国高校野球選手権大会」等のシンボルマークを手掛ける。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」の総合指導、21_21 DESIGN SIGHTディレクターを務めるなど多岐にわたって活動。著書に、「クジラは潮を吹いていた。」(DNPアートコミュニケーションズ)や「JOMONESE」(美術出版社)、「真穴みかん」写真集(平凡社)など。
深澤直人(Naoto Fukasawa)プロフィール
2003年 NAOTO FUKASAWA DESIGN 設立。卓越した造形美とシンプルに徹したデザインで、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、北欧、アジアなど世界を代表するブランドのデザインや、国内の大手メーカーのデザインとコンサルティングを多数手がける。デザインの領域は、腕時計や携帯電話などの小型情報機器からコンピュータとその関連機器、家電、生活雑貨用品、家具、インテリアなど幅広い。人間とものとを五感によって結びつける彼の仕事は、より大きな喜びを使い手に届けるものとして高く評価されている。2010~2014年グッドデザイン賞審査委員長。多摩美術大学教授。日本民藝館館長。
「Nobody Knows」[終了]
話し手:高木由利子(写真家)、田根 剛(建築家)
高木由利子氏はISSEY MIYAKEのアーカイブ・コレクションを、2年以上の時間をかけて撮りおろしました。本展には、その写真から制作されたstill/movieが展示上映されています。生命感あふれる躍動的な写真で知られる高木氏と、パリを拠点に活躍する建築家の田根剛氏の対談から、衣服、写真、建築に共通するものづくりの本質をさぐります。作品制作として「イメージを捉える」とは、どのようなことなのか。「予期できないことが起こるのがクリエイション。どうなるかはNobody Knows」という高木氏の言葉から生まれたこのイヴェントのタイトルのように、世界を舞台に活躍されるお二人のトークも、予測できない一度限りのクリエイションです。その時間に、皆さまぜひお立ち会いください。
日時 2016年5月8日(日)14:00~15:30(開場13:30)
会場 国立新美術館3階 講堂
定員 260名(事前申込)
※聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。

※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※参加申込をされた方以外の当日参加はできません。
※お申込いただいた個人情報は、本事業のために使用し、その他の目的では使用しません。
※内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

高木由利子(Yuriko Takagi)プロフィール
東京都生まれ。武蔵野美術大学にてグラフィックデサインを学んだ後、イギリスのTrent Polytechnic にてファションデザインを学ぶ。フリーランスデザイナーとしてヨーロッパで活躍。以後、写真家として独自の視点から衣服や人体を通して「人の存在」を撮り続ける。地球上の様々な 「地肌と人肌の間の引力」を撮らえていくプロジェクト <THE BIRTH OF GRAVITY>と、今も日常で伝統的な服を纏って生活している人々を記録するプロジェクト<THRAEDS OF BEAUTY>をライフワークとしている。撮影地は日本を拠点に、アジア、アフリカ、南米、中近東に及び、現在撮影旅行続行中。同時に、他のジャンルのアーティストと組むプロジェクトも積極的に行い、still/movie という独自の手法の映像作品も手がける。
Photo: 沼口智子
田根 剛(Tsuyoshi Tane)プロフィール
1979年東京都生まれ。建築家。2006年、ダン・ドレル(イタリア)、リナ・ゴットメ(レバノン)と共にDGT.(DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)をパリに設立。現在「エストニア国立博物館」(2016年秋完成)をはじめ、フランス、スイス、レバノン、日本でプロジェクトが進行中。2012年に新国立競技場基本構想国際デザイン競技で「古墳スタジアム」がファイナリストに選ばれ国際的な注目を集めた。フランス文化庁新進建築家賞、ミラノ建築家協会賞、ミラノ・デザイン・アワード2部門など受賞多数。2012年よりコロンビア大学GSAPPで教鞭をとる。
Photo: Alexandre Isard
「作り手と使い手の喜びの出発点」[終了]
話し手:皆川明(ファッションデザイナー)

ものづくりには作り手と使い手の双方に喜びがあるべきだと話す皆川明氏。デザイナーとして、どのような視点を持ってデザインを進めていらっしゃるのか。デザインという概念が、作り手と使い手、また社会にどのように作用するのか――デザインとデザイナーの役割について、お話いただきます。

日時 2016年5月12日(木)16:00~17:30(開場 15:30)
会場 国立新美術館3階 講堂
定員 260名(事前申込)
*聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。

※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※参加申込をされた方以外の当日参加はできません。
※お申込いただいた個人情報は、本事業のために使用し、その他の目的では使用しません。
※内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

皆川明(Akira Minagawa)プロフィール
1967年東京生まれ。95年に自身のファッションブランド「ミナ」を設立(2003年に「ミナ ペルホネン」となる)。手から生まれる物語性ある図案の数々と、意欲的な全国各地の工場との恊働によるテキスタイル開発に定評がある。一貫して日々の暮ら しを豊かに照らすものづくりを目指し、デザイン活動は衣服から家具、インテリアテキスタイルなど幅広い。2006年毎日ファッション大賞受賞。文化庁「平成27年度(第66回)芸術選奨 美術部門 文部科学大臣新人賞」と「2015毎日デザイン賞」を受賞。
Photo: L.A.Tomari
「小さな驚きを与え続けること —三宅一生のテキスタイル創り—」[終了]
話し手:皆川魔鬼子(テキスタイルデザイナー、株式会社 イッセイ ミヤケ 取締役)
聞き手:川上典李子(デザイン・ジャーナリスト)
日時 2016年6月4日(土)14:00~15:30(開場13:30)
会場 国立新美術館3階 講堂
定員 260名(事前申込)
※聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。

※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※参加申込をされた方以外の当日参加はできません。
※お申込いただいた個人情報は、本事業のために使用し、その他の目的では使用しません。
※内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

皆川魔鬼子(Makiko Minagawa)プロフィール
京都府生まれ。京都市立芸術大学染織科卒業。1971年より株式会社 三宅デザイン事務所にて、ISSEY MIYAKEのテキスタイルを担当。2000年、株式会社 イッセイ ミヤケから新ブランド「HaaT」の展開を開始。2002?08年、多摩美術大学美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻教授。現在、多摩美術大学および京都市立芸術大学客員教授。これまで携わった展覧会に、「MAKIKO MINAGAWA FABRIC展」(1990年/現TOTOギャラリー・間)、「CONTEMPORARY CLOTH Stoles by Minagawa Makiko展」(2005年/ボストン美術館)、「Heart in HaaT」テキスタイル展(2014年)など。第8回毎日ファッション大賞第1回鯨岡阿美子賞(1990年)、毎日デザイン賞(1996年)、第25回京都府文化賞功労賞(2007年)受賞。1988年に17年間の集大成として『TEXTURE』(講談社)を上梓。
Photo: Yasuaki Yoshinaga
川上典李子(Noriko Kawakami)プロフィール
デザイン誌「AXIS」編集部を経て独立。1994~1996年、ドムスアカデミー リサーチセンターの日伊プロジェクトにエディトリアルディレクターとして参加。主な著書に『Realising Design』(TOTO出版)、共著に『ニッポン・プロダクト』(美術出版社)、『ウラからのぞけばオモテが見える』(日経BP社)など。「WA--現代日本のデザインと調和の精神」(2008~2011年)「Japanese Design Today 100」(2014年~)(共に国際交流基金主催)等のデザイン展キュレーションにも関わる。21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクター。
Photo: Takaaki Koshiba

ワークショップ

「ギザギザバッグにデコレーションをして、オリジナル巾着袋をつくろう!」[終了]
講師: PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEスタッフ
展覧会にも登場する「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE(プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ)」。ギザギザに加工(プリーツ)された袋の上に、特別な色紙を好きなかたちに切ったり、破いたり、折ったりして、自由にデザインします。機械に挟んで熱と圧力をかけて出来上がり。参加者と保護者の1組でひとつ、自分だけのオリジナル巾着袋をつくりましょう。
[変更のお知らせ]製作物はリュックから巾着袋に変更となりました。
日時 2016年3月26日(土)
第1回 10:30~12:00 / 第2回 13:00~14:30 / 第3回15:00~16:30
※各回とも同内容です。
会場 国立新美術館3階 研修室A・B
対象 小学生とその保護者(※必ず保護者が同伴してください。)
定員 各回8組(参加者と保護者で1組、各回16名)(事前申込)
参加料 無料


※当日は、汚れても良い服装でお越しください。
※機械にかける作業は危険が伴うため、スタッフが行います。
※複数回の参加はできません。複数の回にお申込みいただいた場合、当選は1回のみとさせていただきます。
※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※参加者本人、および参加者の保護者以外の方の見学、当日参加はできません。
※ご応募の際ご提供いただいた個人情報は抽選結果の連絡にのみ使用させていただきます。
※開催当日は取材が入る可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

「新聞紙とガムテープのアートを体験しよう!」[終了]
講師:関口光太郎(造形作家)
「MIYAKE ISSEY展」にコラボレーション作品を出品している造形作家の関口光太郎さんと一緒に、新聞紙とガムテープを使ってさまざまなかたちを作ることに挑戦します。身近な素材から作品が生み出される面白さを、あなたも体験してみませんか。
日時 2016年4月17日(日)10:30~16:00 ※昼休憩含む
会場 国立新美術館 1階ロビー
対象 小学生以上
定員 20人(事前申込)
※13:00以降は当日参加が可能です。(事前申込不要)
参加料 無料
申込方法 こちらのページの申込フォームより、2016年3月16日(水)12時から4月5日(火)までお申込いただけます。

※プログラムや申込方法の詳細は、こちらのページをご覧ください。
※10:30から16:00までのひと続きのプログラムですが、13:00以降は自由制作を行いますので、当日参加が可能です。(事前申込不要。)ただし、会場の受入可能人数を超えた場合は、ご参加をお待ちいただくことがございます。
※10:30~12:00のご参加には事前申込が必要です。応募多数の場合は抽選のうえ、4月7日(木)までに、応募いただいた方全員にEメールにて参加の可否をご連絡いたします。
※当日は動きやすい服装でお越しください。
※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※ご応募の際ご提供いただいた個人情報は抽選結果のご連絡にのみ使用させていただきます。

「折りオーリ ラボ開講!」[終了]
講師: Reality Lab.スタッフ
「132 5. ISSEY MIYAKE」の衣服や「陰翳IN-EI ISSEY MIYAKE」の照明器具は、折り構造をもとに開発されました。ワークショップでは、研究・開発チームであるReality Labのメンバーを講師に迎え、紙と布を使ってその折りのしくみを体験的に学びます。折りのしくみを知ったあとには、布に柄を転写し、スナップをつけて、一枚の布から立体に変化する世界に一つだけの小物を制作します。「132 5.」と「陰翳」の驚くべき折りのしくみから、ものづくりの楽しさを、ぜひ体感してください。
日時 2016年4月29日(金・祝)14:00~16:00
会場 国立新美術館3階 研修室A・B
対象 子どもから大人まで
※小学生以下は必ず保護者が同伴してください。
定員 30名(事前申込)
参加料 無料
※参加は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。
機材協力 アサヒ繊維機械株式会社

※当日は、汚れても良い服装でお越しください。
※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※参加者本人、および参加者の保護者以外の方の見学、当日参加はできません。
※ご応募の際ご提供いただいた個人情報は抽選結果の連絡にのみ使用させていただきます。

先生のための解説会 [終了]

授業などの一環として本展の見学を検討されている教職員の方を対象に、展覧会の見どころを説明する解説会を開催いたします。

日時 ① 2016年3月18日(金)18:30~19:00
② 2016年4月22日(金)18:30~19:00
※各回とも同内容です。
※レクチャー後、19:00~20:00には本展をご覧いただけます。(入場は19:30まで)
会場 国立新美術館3階 研修室A・B
※レクチャー形式。ギャラリー・ツアーではございません。
講師 国立新美術館展覧会担当研究員
対象 保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校等の教職員
定員 各回60名
参加費 無料
※必要事項に記入漏れがある場合、受付をお断りすることがあります。
※当日は参加受付完了画面を印刷してお持ちください。
※当日は教職員であることを証明する身分証明書をご提示ください。
※お申込いただいた個人情報は、本事業のために使用し、その他の目的では使用しません。
※内容や日時は都合により変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。

鑑賞ガイドブック

MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事 国立新美術館 ブックレット for Kids
「MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事」で展示されている作品5点を紹介しながら、
鑑賞の手助けをするガイドブックです。

(4.2M)

取材に関するお問い合わせ

  • 「MIYAKE ISSEY展」広報事務局(国立新美術館内)
  • 〒106-8558 港区六本木7-22-2
  • Tel:03-6812-9925
  • Fax:03-3405-2531
  • E-mail : miyakeisseypr@nact.jp

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