ごあいさつ
本展は、2023年にパブロ・ピカソの没後50周年を記念してパリ国立ピカソ美術館で開催された「ピカソ・セレブレーション:コレクションに新たな光を!」を基に再構成された国際巡回展です。英国のファッションデザイナー、サー・ポール・スミス(1946–)がピカソの作品にインスピレーションを得て、本展のための独創的な会場構成を考案しました。
20世紀を代表するアーティスト、ピカソの名は、フランスのみならず日本を含む世界中で広く知られており、その芸術界における影響は計り知れません。一方、ポール・スミス氏は、遊び心あふれる色彩や、伝統的なクラフツマンシップとモダンな感性を融合させたデザインで知られる英国を代表するデザイナーです。彼もまたピカソと同様、日本に大きなインパクトを与え続けているクリエイターの一人です。1984年に東京で初の店舗を構えて以来、ウェアから小物に至るまで、多彩な色使いとストライプを特徴とする彼のデザインは、当時の日本において鮮烈な驚きとともに迎えられました。その魅力は、今なお人々の心を捉えて離しません。
本展は、時代を超えた二人の稀代のクリエイター、パブロ・ピカソとポール・スミス氏による、アートとデザインの領域を横断したコラボレーションが実現する貴重な機会となります。最後に、本展の開催にあたり、貴重なコレクションを惜しみなくお貸し出しいただき、多大なご尽力を賜りましたパリ国立ピカソ美術館ならびに国内の美術館の皆様に深く感謝申し上げます。そして、ご後援、ご協賛、ご協力賜りました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
主催者