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8 《座って素描する人物のいるローマの眺望》

ジョヴァンニ・バッティスタ・ナルディーニは、フィレンツェで活動した画家です。彼は腕を磨くために1560年秋から1561年春にかけてローマに滞在し、遺跡のある景観や古代彫刻を素描しました。約60点にのぼるこれらの素描は、現在は世界各地の美術館や個人コレクションに分散していますが、当時は1つの素描帳にまとめられていました。その1点であるこの作品には、戸外で古代遺跡を前にしてデッサンをする画家の姿が描かれています。遠景のいくつかの建造物にはアルファベットが振られ、画面下方に「A パラティーノの丘」「B コロッセオ」など、名称が記されています。