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このブロンズ製のゾウは、ドイツ中央部、マクデブルク近郊に位置するヘッセン城の庭園の噴水の一部でした。城の所有者だったブラウンシュヴァイク゠ヴォルフェンビュッテル公が1607年に作らせたこの噴水は、残念ながら現存しませんが、版画で当時の様子を知ることができます。5段の水盤のそれぞれに、水を噴く動物の彫像が飾られており、ゾウは上から2段目に設置されていたようです。こうした異国の動物は、ルネサンス期の王侯貴族たちに特に好まれた装飾モチーフでした。