白
第2章の始まりを告げる色は、白です。ブルガリは、さまざまなダイヤモンドのカットの専門知識を駆使することで、白の色をみごとに表現し、何も描かれていないカンヴァスの余白とは異なる位置づけを与えました。ラウンドブリリアントカットからバゲットカットのような幾何学的な形まで、メゾンはさまざまなカットにより透明感あふれるダイヤモンドの配置を考案し、革新を遂げてきたのです。
また白は、熟練の職人技で加工されたエナメルやポーセリン(磁器)を通じて、ジュエリーに登場します。これらもまた、ブルガリ・スタイルの重要な特徴です。