漫画を超えた活動
CLAMPの創作活動は、漫画という枠にとどまりません。
絵本、エッセイ、小説の装画・挿画、アニメーションのキャラクターデザイン、コスチュームデザインなど、その活動は多岐に渡ります。本展では、その一部をご紹介します。
小説へのイラスト提供は数多くありますが、最も代表的と言えるのは、田中芳樹のファンタジー小説『創竜伝』(1987‒2020)ではないでしょうか。1993年から刊行された講談社文庫版に表紙イラストと挿画を提供し、小説の主人公である四兄弟に新たなイメージを吹き込みました。
CLAMPは、アニメーションの分野でも多角的な活躍をしています。キャラクターデザイン以外に、『魔法騎士レイアース』のテレビアニメ化の際には脚本を執筆、『カードキャプターさくら』のアニメシリーズでは、脚本に加えアニメオリジナルのエピソードも含め作品内のコスチュームのすべてをデザインしています。自身の漫画作品以外では、テレビアニメ『コードギアス反逆のルルーシュ』でキャラクターデザイン原案を担当し、同作は爆発的なヒットとなりました。そのほか、現在配信中のNetflixオリジナルアニメーション『グリム組曲』でもキャラクター原案を担当しています。
近年では、フィギュアスケーター・羽生結弦とのコラボレーション企画として絵本『GIFT』を上梓、また、ハローキティ50周年のコラボ企画としてコスチュームをデザインするなど、CLAMPの活動の幅は拡がり続けています。