ID:82977
セザンヌと善策、レスタックと小樽
Venue
市立小樽美術館 中村善策記念ホール
Otaru City Museum of Art
Period
令和8年10月3日(土)~令和9年2月14日(日)
Exhibition Outline
セザンヌと善策、レスタックと小樽 セザンヌトゼンサクレスタックトオタル
中村善策についてはこちらのページで詳しい説明があります。(https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020111300156/)
日本を代表する風景画家・中村善策は21歳のころ、文芸誌『白樺』でフランスの画家・セザンヌに出会いました。掲載されていた図版を手掛かりにセザンヌや近代絵画の研究をはじめます。
セザンヌの《サント・ヴィクトワール山》や、《水浴》は若かりし善策が影響を受けた作品です。この絵を描いたころのセザンヌの作品と、善策が小樽を描いた作品を見比べてみると、なんだか似ているところがたくさんあります。
この絵を描いたころのセザンヌはレスタック(Lʼestaque)という南仏の古い港町に通って絵を描いていました。セザンヌは、南仏の温かく眩しい光の中で自然を観察し、海や山、家や崖など全てが幾何学模様のように表現できることを発見しました。「自然を円筒形と球形と円錐形によって扱い、すべてを遠近法の中に入れなさい」という名言は、レスタックの地で生まれています。これは、本物そっくりに描くだけではない、その後の近代絵画に大きな影響を与えました。
ブラックやピカソは、セザンヌがレスタックで掴んだ絵画理論から影響を受け、キュビスムを展開させました。これが、セザンヌが近代絵画の父と言われる所以でもあります。近代絵画の始祖となった街と小樽が似ているということに、善策もきっと気づいていたはずです。
近代絵画の父と呼ばれたセザンヌと、日本を代表する風景画家となった中村善策。「小樽」と「レスタック」、二つの街を手掛かりに、本展では、セザンヌの絵画図版や、レスタックの写真を用いて、中村善策の画業を紹介します。
- Exhibition Website
- https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2026100200018/
Access Information
市立小樽美術館 シリツオタルビジュツカン
Otaru City Museum of Art
- Address
-
〒047-0031
小樽市色内1-9-5 - Website
- https://www.city.otaru.lg.jp/categories/bunya/shisetsu/bunka_kanko/bijyutsukan/
Created Date:2026.11.2