ID:79224

ヴァルヤ・ラヴァーター:Warja Lavater 記号でめぐるおとぎ話 Warja Lavater:A Journey Through Fairy Tales With Signs

Venue

うらわ美術館 ギャラリーD

URAWA ART MUSEUM

Period

2025年4月19日(土曜日)~6月15日(日曜日)

※「笠間日動美術館コレクション フランス近代絵画の巨匠たち:モネ、ルノワールからピカソ、マティスまで」展(ギャラリーA・B・C)と同時開催

Exhibition Outline

ヴァルヤ・ラヴァーター:Warja Lavater 記号でめぐるおとぎ話 ヴァルヤ・ラヴァーター:Warja Lavater キゴウデメグルオトギバナシ

Warja Lavater:A Journey Through Fairy Tales With Signs

当館の「本をめぐるアート」コレクションより、これまで紹介する機会の少なかったスイスのアーティスト、ヴァルヤ・ラヴァーター(Warja Lavater/1913-2007)の作品を紹介します。彼女は、文字ではなく記号でおとぎ話を紡ぐ手法によって、絵本というメディアの可能性を広げました。
ラヴァーターはスイスで生まれ、グラフィック・デザイナーとしてキャリアを重ねます。そして1958年に訪れたニューヨークで、大勢の人が信号に従って動く記号化された都市の風景と、パタパタと折りたためる蛇腹式の本に出会いました。1962年にニューヨーク近代美術館ジュニア・カウンシルから最初の蛇腹折り絵本『ウィリアム・テル』を出版して以降、『赤ずきん』『シンデレラ』等有名なおとぎ話の登場人物を抽象的なかたちに置き換える独自のスタイルで、30年以上にわたり数多くの絵本を手掛けました。
ラヴァーター作品の最大の魅力は、記号が繰り広げる豊かな物語の世界と、蛇腹折りの絵本から生み出される空間の広がりではないでしょうか。本展では、ラヴァーターによる絵本を紹介するとともに、出版にも力を注いだパリのマーグ画廊等から挑戦的な絵本が生み出された背景や、世界のおとぎ話を題材に繰り広げられるラヴァーターの作品世界についても思いを巡らせます。さらに当館の「本をめぐるアート」コレクションの中から、ラヴァーターと同時代の作品やおとぎ話をモチーフにした作品も交えて紹介します。

Organizer
うらわ美術館
Closing Days
月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水曜日)
Opening Hours
10時 ~ 17時
金曜日・土曜日は~20時(展示室への入場は閉館30分前まで)
Admission (tax included)
無料
Exhibition Website
https://www.city.saitama.lg.jp/urawa-art-museum/exhibition/whatson/exhibition/p119556.html[Open in new window]

Access Information

うらわ美術館 ウラワビジュツカン

URAWA ART MUSEUM

Address
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
Website
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/[Open in new window]
Updated Date:2025.5.29
Created Date:2025.4.1