幕末土佐の天才絵師絵金(えきん)

Venue

鳥取県立博物館第一・第二特別展示室

Tottori Prefectural Museum

Period

2024年11月30日(土)－2025年1月13日(月・祝)

Exhibition Outline

恐ろしいほど美しい幕末土佐の天才絵師絵金(えきん) バクマツトサノテンサイエシエキン(エキン)

謎の天才絵師とも呼ばれる土佐の絵師・金蔵は、幕末から明治初期にかけて数多くの芝居絵屏風などを残し、「絵金さん」の愛称で、地元高知で長年親しまれてきました。同時代のどの絵師とも異なる画風で描かれた屏風絵は、今も変わらず夏祭りの数日間、高知各所の神社等で飾られ、闇の中に蝋燭(ろうそく)の灯りで浮かび上がるおどろおどろしい芝居の場面は、見るものに鮮烈な印象を残しています。
1966年に雑誌『太陽』で特集されて以来、東京、関西で展覧会が開催され、映画、舞台、小説といった様々なジャンルで取り上げられるなど、1970年前後には一大ブームとなりましたが、絵金の大規模な展覧会はこの半世紀ほど高知県外では開催されてきませんでした。
今回は、幕末の土佐に生き、異彩を放つ屏風絵・絵馬提灯などを残した「絵金」の類稀なる個性と、その魅力について、代表作の数々で紹介します。

異彩を放つ絵金ワールド山陰初披露

Organizer: 絵金展実行委員会(鳥取県立博物館、日本海テレビジョン放送株式会社)、読売新聞社
Sponsership and Cooperation: 協賛/NIPPON EXPRESS モリックスジャパン三和商事鳥取県情報センター
Closing Days: 毎週月曜日、および12月29日(日)～1月3日(金)
Opening Hours: 午前9時～午後5時; ※入館は閉館の30分前まで
Admission (tax included): 一般800円(前売・20名様以上の団体600円); ※次の方は無料です。70歳以上の方、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方、難病患者の方、要介護者等およびその介護者

●前売り券は2024年11月29日(金)まで販売
【主な前売り券販売所】鳥取県立博物館、とりぎん文化会館、エースバック未来中心、米子コンベンションセンターほか(お近くの販売所は当館HPにてご確認ください)
Exhibition Website: https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/ekin/

Events

[特別講座]
土佐の夏祭りを彩る「絵金」
講師:横田恵氏(創造広場「アクトランド」学芸員)
日時:11月30日(土)11時～12時
場所:当館講堂
※申込不要・入場無料

美剣士・平井権八と鳥取の伝統芸能
「因幡の傘踊演舞」
出演:国府町因幡の傘踊り保存会美歎支部
日時:11月30日(土)10時～10時30分
「円通寺人形芝居伝承館見学ツアー」
日時:1月11日(土)13時～14時30分
会場:円通寺人形芝居伝承館〈現地集合・現地解散〉
講師:円通寺人形芝居保存会
※12月19日(木)から電話(0857・26・8044)にて申込受付

Access Information

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