人間国宝加藤孝造追悼展｜Art Commons: Exhibitions Search in Japan

Exhibition Outline

人間国宝加藤孝造追悼展ニンゲンコクホウカトウコウゾウツイトウテン

Living National Treasure KATO KOZO Memorial Exhibition

加藤孝造(1935-2023)は現在の岐阜県瑞浪市に生まれ、初め画家を志すものの、勤務する岐阜県陶磁器試験場(現岐阜県セラミックス研究所)の場長だった五代加藤幸兵衛の助言に従い、陶芸の道へと転向します。さらに、荒川豊蔵との出会いを経て独立し、可児市の平柴谷に穴窯を築いて瀬戸黒や志野、黄瀬戸など美濃桃山陶を追求するようになりました。なかでも瀬戸黒は、焼成中の窯から引き出し、急冷させることで漆黒の肌を生じさせるもので、この技法により2010年には重要無形文化財「瀬戸黒」の保持者に認定されています。
展覧会では、18歳で日展入選の快挙を成し遂げた油彩画から試験場時代の作品、独立後の穴窯で焼成した瀬戸黒や志野、さらにこうした制作と並行して描かれた水墨画なども併せて、その多彩な全貌を紹介いたします。

Organizer: 岐阜県現代陶芸美術館
Sponsership and Cooperation: 共催中日新聞社、CBCテレビ、CBCラジオ
協賛加藤智子氏
特別協力丸沼芸術の森
Closing Days: 月曜日(ただし、1月13日(月・祝)、2月24日(月・休)は開館)、12月29日(日)－1月3日(金)、1月14日(火)、2月25日(火)
Opening Hours: 10時～ 18時; (入館は17時30分まで)
Admission (tax included): 一般 1000円[900円]
大学生 800円[700円]
高校生以下無料; ※[ ]内は20名以上の団体料金
※国際陶磁器フェスティバル美濃'24 7館入場セット券の特別招待券
「人間国宝加藤孝造追悼展」未使用につき1名観覧可
※以下の手帳等をお持ちの方、および付き添いの方1名まで無料
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証
Exhibition Website: https://www.cpm-gifu.jp/museum/events/event/event-9322

Events

呈茶と語りで加藤孝造を偲ぶ
加藤孝造の茶碗による呈茶と、最も身近に接していた内弟子の語り
講師:堀俊郎(陶芸家)
席主:高木宗代(裏千家)
日時:12月21日(土) 13:30－
会場:セラミックパークMINO 茶室
参加費:500円
定員:30名
要事前申込受付開始11月22日(金)

うるわしうるし継、いろいろ色漆仕上げ体験
良く知られる金継でなく、錫(スズ) 粉を蒔く、あるいは色漆を塗って漆継の最終工程を体験します。割れていない器等を持参ください。
日時:1月19日(日) 14:00－
講師:加藤豊子(陶磁器ガラス等の修復士)
会場:岐阜県現代陶芸美術館
参加費:500円
定員:20名(小学5年生以上)
要事前申込受付開始12月20日(金)

新・まちのなかの加藤孝造展
多治見市内にある加藤孝造作の陶壁やゆかりの地を担当学芸員とともに歩いて巡ります。2009年に続く第2弾。
日時:12月7日(土) 13:30－(2時間程度)
集合場所:多治見市役所本庁舎前
(多治見市日ノ出町2-15)
※多治見市役所駅北庁舎ではありません。
参加無料
定員:20名
要事前申込受付開始11月8日(金)

ギャラリートーク(担当学芸員による展示解説)
12月15日(日)、1月5日(日)、2月9日(日)
各日14:00－
事前申込不要、要観覧券

他にも、会期中に様々なイベントを開催します。
これらの詳しい内容や申込方法などについては、当館ウェブサイト等でお知らせいたします。

イベント申込方法申込フォームはウェブサイトのイベントページ詳細をご覧ください。https://www.cpm-gifu.jp/museum/learn/event

※イベントは都合により内容を変更することがあります。詳細や最新情報は、当館ウェブサイトまたはSNSにてご確認ください。