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ID:65941

民俗資料室ギャラリー展示28

紙・木・藁にみる祈りの造形

Venue

武蔵野美術大学 民俗資料室ギャラリー

Musashino Art University Museum & Library

Period

二〇二〇年十月二十六日(月)~十二月十九日(土)

Exhibition Outline

民俗資料室ギャラリー展示28 紙・木・藁にみる祈りの造形 カミ・キ・ワラニミルイノリノゾウケイ

古来、日本では自然素材を使って神仏に祈りを捧げるための奉納物が作られてきた……
◎武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室では、全国各地より収集した自然素材で製作された祈りに関する造形物を多数所蔵しております。◎本展では自然素材の中でも代表的な紙・木・藁に着目し、祈りに関する民俗資料約一〇〇点を通して先人たちの暮らしを捉え直します。また、竹で製作された熊手、神酒口(みきのくち)のほか、お祝い事の熨斗(のし)を飾る水引の結び方を体験できるミニコーナーも設置します。◎日本では古くから季節の儀礼や祝事に合わせ、身近にある手に入りやすい素材を組み合わせ、神仏に祈りを捧げるための奉納物を生み出してきました。例えば紙からは御幣(ごへい)、紙札、張り子のだるま、木からは神棚、木札、絵馬、藁からはしめかざり、宝船、藁馬、藁蛇、災厄を防ぐための藁人形などが作られました。これらの造形物は季節の節目やハレ(晴)の日(祭礼などの特別な日)に合わせて製作されますが、役割を終えるとお焚き上げなどで自然に還されます。特別な日に神仏を迎えては送り出すという営みに沿って、役割を終えた祈りの造形物も時期が来ると自然に還すというのは、多くの神仏に祈りを捧げる日本文化ならではの形です。◎住まいや生活習慣の変化に伴い、現在は祈りの造形物が作られることも少なくなり、また、過去の奉納物は限られるため、実物を見られる機会は減りました。これらの神仏とつながるための奉納物の造形美や素材の温もりを通して、先人たちの発想の工夫、暮らしを彩ってきた祈りの造形に触れていただきます。

Organizer
武蔵野美術大学 美術館・図書館
Closing Days
日曜
Opening Hours
十時 ~ 十七時
Admission (tax included)
無料
Exhibition Website
https://mauml.musabi.ac.jp/folkart/events/856/[Open in new window]

Access Information

武蔵野美術大学 ムサシノビジュツダイガク ビジュツカン・トショカン

Musashino Art University Museum & Library

Address
〒187-8505
小平市小川町1-736
Website
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/[Open in new window]
Updated Date:2020.11.11
Created Date:2020.11.11

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