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ID:55011

市民交流プログラム・特別展覧会

東北画は可能か?『地方之国構想博物館』
三瀬夏之介個展『日本の絵』

Venue

鶴岡アートフォーラム

TSURUOKA ART FORUM

Period

2017(平成29)年 7月15日(土) ~ 8月20日(日)

Exhibition Outline

市民交流プログラム・特別展覧会 東北画は可能か?『地方之国構想博物館』
三瀬夏之介個展『日本の絵』 トウホクガハカノウカ『チホウノクニコウソウハクブツカン』
ミセナツノスケコテン『ニホンノエ』

東北画とは何か?
「東北画は可能か?」は2009年11月、東北芸術大学にて日本画コースの三瀬夏之介と洋画コースの鴻崎正武により、学生と共に東北における美術を考える活動としてスタートしました。
私たちはこの問いを武器に、日本における東北という辺境において、その地域名を冠にした絵画成立の可能性を、首都圏のアートシーンからは遠く離れたこの場所で探しています。またそれは「日本」「東北」と一括りにされた風土や価値観の投影に対するローカル地域からの逆襲でもあり、一つの言葉ではけっして括れない様々なグラデーションを辿りつつ、全国から集まったメンバーそれぞれの制作動機を探す旅でもありました。この度、「東北画は可能か?」は鶴岡を舞台に、元来移動する生き物である人々の姿に焦点を当て、「道」・「旅」をキーワードとした展覧会を行います。IターンUターンという言葉が指すように、地方には移動のスタートやゴールとしての場所、というイメージがありますが、鶴岡という場所を探れば、北前船や最上舟運、六十里越え街道など、人々や物、情報が行き交うなかで発展してきた歴史が見えてきます。また、鶴岡で厚く信仰される修験道も、修行の後に生まれ変わり戻ってくる場所は、日常のある俗世であり、信仰もまた聖と俗との行き来のなかで人々の生活に根ざしてきたと、言えるでしょう。
鶴岡アートフォーラム全体を「地国構想博物館」と見立て、民俗資料と現代アート作品が並ぶ空間を鑑賞者が歩き回ることで、「移動する私たち」に目が向けられ、私たちの明日をみんなで構想する展覧会になればと願っています。

Organizer
鶴岡アートフォーラム、鶴岡市教育委員会
Sponsership and Cooperation
協力◎イムラアートギャラリー、東北芸術工科大学
後援◎山形県、朝日新聞山形総局、河北新報社、荘内日報社、毎日新聞山形支局、山形新聞・山形放送、読売新聞山形支局、さくらんぼテレビ、テレビユー山形、山形テレビ、エフエム山形
Closing Days
7月18日(火)、7月24日(月)、7月31日(月)
Opening Hours
9:00 ~ 17:30
[毎週金・土曜日]9:00~18:30 ※入場は閉場の30分前まで
Admission (tax included)
一般500(400)円/高大生300(240)円/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
Exhibition Website
http://www.t-artforum.net/2017_h29nendo/host/gallery/tohokuga_mise/index.html[Open in new window]

Events

日時◎7月15日(土)14:00~17:00
○「東北画とは何か?」
話し手◎三瀬夏之介×鴻崎正武
○ゲストトーク「地域アートは可能か?」
ゲスト◎藤田直哉(文芸評論家、「地域アート美学/制度/日本」著者)
○音イベント「SUMMER IKUSA2017年夏 開戦」
パフォーマー◎でんでらでん

日時◎8月19日(土)14:00~17:00
○「東北画とは何か?」
話し手◎三瀬夏之介×鴻崎正武
○ゲストトーク「裏日本美術は可能か?」
ゲスト◎内呂博之(金沢21世紀美術館 キュレーター)
○音イベント「Summer is over.-でんでらでんによる夏の終わりの即興地獄」
パフォーマー◎でんでらでん

ギャラリートーク
日時◎7月30日(日)14:00~15:00
申込不要(要観覧券)
担当学芸員が展覧会をご案内します。エントランスにお集まりください。

展覧会関連プログラム・特別ワークショップ
「空想旅行にでかけよう」
旅に出るなら、どこへ行こう?何を持って行こう?
訪れてみたい場所や国を想像しながら、宝物やお土産など、旅先に持って行きたいものを、素焼きの土人形に絵の具で描くワークショップです。
本展では、南米のアマゾンと、日本の庄内地方の土製人形が紹介されます。遠く離れたふたつの土地の人形たちも見比べながら、地球をめぐる旅人になった気持ちで、世界にひとつの人形をつくりましょう。
日時◎8月17日(土)12:30~15:00
会場◎鶴岡アートフォーラム アトリエ
講師◎是恒さくら(美術家)
サポート◎石原葉(東北芸術工科大学大学院博士課程1年)、市川まゆ(羽黒高等学校教員)、他
参加費◎700円 定員◎12名(先着順) 対象◎中学生以上
申込◎7月13日(木)~8月10日(木)9:00~19:00 ※休館日を除く
館内受付にて費用を添えて申し込みください(電話受付可_Tel.0235-29-0260)

講演会
日時◎8月5日(土)14:00~16:00
「山形とアマゾン:民族・文化・場所の違いを超える視点」
会場◎鶴岡アートフォーラム アトリエ(50席程度)申込不要
話し手◎関野吉晴(探検家、武蔵野美術大学教授)×是恒さくら(本展出品作家)

連動企画
○「それぞれの山形」
東北芸術工科大学の日本画コースでは、雪の降り積もる2年生の後期に「それぞれの山形」というテーマでの日本画制作を課しています。東北は山形という環境が、荒々しい自然と学生たちを対峙させ、人と出会うことを強く求めさせます。多くの学生が地域に出ていき、それを地域の方々が温かく受け止めてくれる、ここはそんな場所です。山形の自然豊かな環境と、学生たちの創造力と想像力が生んだ様々な「やまがた」が並びます。
日時◎7月15日(土)~8月20日(日)9:00~18:30
会場◎鶴岡アートフォーム エクステンション・ギャラリー

○展覧会+トーク&ライブ「山形藝術界隈展○四」
山形を拠点に活動している現代美術作家たちによる絵画、彫刻、映像なと多岐にわたる作品を、鶴岡アートフォーラム館内を周遊するように展示します。会期中ギャラリートークとライブイベントも開催
日時◎7月15日(土) ~8月20日(日)9:00~18:30
※時間帯によっては、 一部ご覧になれない場合がございます。
会場◎鶴岡アートフォーラム館内、入場無料
出品作家◎大槌秀樹、工藤玲那、後藤拓朗、 白丸たくト、 久松知子、渡辺綾

○トーク&ライブイベント
日時◎8月11日(金·祝)13:00~17:00
集合場所◎鶴岡アートフォーラムエントランス、観覧無料
(1)トーク「おさんぽギャラリートーク」13:00~15:00
ゲスト◎良知暁、後藤桜子 企画◎藤玲那
(2 )ライブパフォーマンス「Each Action, Each Session15:00~17:00
出演◎賢いULYSSES(京都)、跡地and more... 企画◎白丸たくト

Access Information

鶴岡アートフォーラム ツルオカアートフォーラム

TSURUOKA ART FORUM

Address
〒997-0035
鶴岡市馬場町13-3
Website
https://www.t-artforum.net/[Open in new window]
Updated Date:2017.8.1
Created Date:2017.8.1

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