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ID:48739

《萬鉄五郎生誕一三〇年 棟方志功没後四〇年記念企画展覧会》

棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ

Venue

萬鉄五郎記念美術館

YOROZU TETSUGORO MEMORIAL MUSEUM OF ART

Period

平成27年 7月4日[土]~8月30日[日]

Exhibition Outline

《萬鉄五郎生誕一三〇年 棟方志功没後四〇年記念企画展覧会》 棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ ムナカタシコウ ヨロズテツゴロウニクビッタケ

青森に生まれ日本の近代版画(棟方は板画と称した)を代表する版画家、棟方志功。版画のほかにも油絵、倭画(やまとが)、書、詩歌など多岐にわたり独創的な優れた作品を残しています。その棟方が、大正期の画家萬鉄五郎に対して日本の真実を油絵でなしとげた無類の人と手ばなしで認め、《わたくしは萬氏の繪の事については、際限を持たない。それ程、わたくしは「萬鐵に首ったけ惚れて」いるのだ。仕方がないほど、参っているのだ。》(「『萬鐵』の繪心」『板響神』1952年刊)とその心酔ぶりを記しています。これほど萬を敬愛し惚れ込んでいたことは、専門家の間でもあまり語られてきませんでした。
ゴッホにあこがれ画家を目指して上京した棟方が、初めて入選を果たした春陽会展会場で、奇しくも「萬鉄五郎遺作展」が開催されていました。ここで棟方は何を目にし、何を感じたのでしょうか。以後、次第に版画の道へと分けいったその姿には、萬の影が漂っているように思われてならないのです。それを物語るように、棟方の奔放な表現性に萬のそれと通じるものを見出すことはたやすく、作品に漂う土着的な匂いにも共通する表現主義的な意識を感ぜずにはいられません。
さらに、棟方は萬作品を手元に置きたいと1940年代から探し続けます。そして何度目かのめぐり会いで、ようやく手に入れた「自画像」に《萬鉄五郎先醒(せんせい)》と自ら裏書きし、封印するかのように額裏に糊貼りして生涯愛蔵したことからも、並々ならぬ敬愛の念を抱いていた証といえます。
この度、画家を目指した棟方志功の初期の作品を皮切りに、第6回春陽会展で目にした萬鉄五郎遺作室の再現を試み、そこに何を見出し萬に惹かれていったのか。棟方と萬、両者の作品を対比しながら版画家・棟方志功に萬がもたらした意義を跡づけたいと思います。

Organizer
萬鉄五郎記念美術館
Sponsership and Cooperation
《協力》
青森県立美術館、岩手県立美術館、棟方志功記念館
《後援》
岩手日報社、岩手日日新聞社、盛岡タイムス社、河北新報社盛岡総局、朝日新聞盛岡総局、読売新聞盛岡支局、毎日新聞盛岡支局、産経新聞盛岡支局、日本経済新聞社盛岡支局、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、花巻ケーブルテレビ、エフエム岩手、ラヂオもりおか、奥州エフエム、えふえむ花巻
Closing Days
月曜日 ※月曜が祝日の場合その翌日
Opening Hours
8時30分 ~ 17時
※入館は16時30分まで
Admission (tax included)
一般/ 700円(650円)
高校・大学生/ 400円(350円)
小・中学生/ 300円(250円)
*( )内は20名以上の団体料金
Exhibition Website
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/501/yorozutetsugoro/p006056.html[Open in new window]

Events

「ギャラリートーク」
7月4日(土) 14:00~
トーク/ 石井頼子氏 (棟方志功研究・学芸員、棟方志功令孫)

「講演会&ミュージアムコンサート」 [入場無料]
7月26日(日) 18:00~20:00 萬鉄五郎記念美術館
講師/ 石井頼子氏 (棟方志功研究・学芸員、棟方志功令孫)
演奏/ 三代目 井上成美氏 (津軽三味線奏者)
棟方志功が愛した津軽三味線の演奏を交えて、世界の棟方に駆け上がるまでのエピソードや裏話を棟方研究の第一人者が語ります。

「棟方志功流 お茶の楽しみ」 [参加料] 2,000円
8月23日(日) 10:00、14:00 (2回)
講師/ 石井頼子氏 (棟方志功研究・学芸員、棟方志功令孫)
定員/ 各回20名 (定員になり次第しめきります)
お申込み/ 8月1日(土)~8月7日(金)までに、お一人ずつお申し込みください。電話 0198-42-4402
日常的に茶の湯を好んだ棟方志功。棟方作品をはじめ河井寛次郎、浜田庄司などの器で楽しむ茶会。

Access Information

萬鉄五郎記念美術館 ヨロズテツゴロウキネンビジュツカン

YOROZU TETSUGORO MEMORIAL MUSEUM OF ART

Address
〒028-0114
花巻市東和町土沢5-135
Website
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/1019887/yorozutetsugoro/1002101.html[Open in new window]
Updated Date:2016.1.5
Created Date:2016.1.5

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