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中馬泰文展 Yasufumi Chuma
会場
ギャラリーなかむら
会期
2026年5月12日(火)~5月31日(日)
展覧会概要
中馬泰文展 チュウマヤスフミテン
Yasufumi Chuma
作業台の走り書き
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数年前から日常の他愛ないことなどを手元にあるヤレ紙※の裏を使って走り書きする癖がついてしまった。※(印刷の工程で校正月刷りなど製品として使えない紙)
20年前、走り書きしたイメージがあった。当時まさに作家たちがPCの新特質に取り組んでいたと思う。精度を上げるためにピクセルの探求を余儀なくされていたが、絵画の持つ時間性を瞬時に解決してしまう虚しさがわたしには苦痛であった。
むしろ逆思考性に創作の本意が見えるのではないかと思考錯誤した。
‥
縁側に面して踏み板と脚がちょっとアールヌーボー風な足踏ミシンが置いてあった。
その小引き出しに使い切って空になったミシン糸の駒が残っている。
木製の糸駒の周りを小刀で刻んで歯車状にする。両緑を刻み、駒の中央の穴に輪ゴムを通し両はしを割り署で止める。片方を握ってくるくる巻き上げてちょっとした工夫をして床に置くとギクシヤクと走りだす。
タンクのようなこの物体を「パットン戦車」などと言って競って遊んだ。
…
いま街では滅多に蜻蛉は見かけない。あの頃、空き地があれば蜻蛉を追いかけた。
フライフィッシングの模擬餌にも似たもので、輪ゴムにシズ(釣具の小さい鉛の重し)を噛み付け、それに木綿糸を長く垂らす。
その輪ゴムを空に向かって放つと、蜻蛉が何かの虫と勘違いして寄ってくる。そして、長い糸に絡まって落下するというものである。
中馬泰文
- 休催日
- 月曜休廊
- 開催時間
- 11:00am ~ 7:00pm
会場情報
ギャラリーなかむら ギャラリーナカムラ
- 会場住所
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〒604-8005
京都市中京区姉小路通河原町東入恵比須町424 2F
登録日:2026年5月7日