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utsuwa heartful
2010.3.10-4.19 SFT GALLERY

器を愛することは、日々を愛すること。

器は食の道具です。
いつもわたしたちのそばにいて、
食べること、生きることを支えている。
器を手に包み、ごはんを食べる。
毎日の暮らしのなかで、
土から、手から伝わるものがあります。
器を愛することは、日々を愛すること。
かけがえのない時間をともに暮らす器は、
素朴であたたかく、しみじみと、
こころが満たされるものがいい。
手に包み、こころで感じて選ぶと、
器はもっと、愛おしい。
使うほどに味わいが増し、
愛する気持ちが深くなる。
ハートフルな器たちを紹介します。

祥見知生

出展作家紹介

石田 誠(松山)
何気ない日々に溶け込み、飄々とした味わいが魅力の器を作り出す。近年取り組んだ紅毛手(こうもうで)の白は独特の奥行きがある器となった。紅毛手のめし碗、リム皿を中心に出展。
尾形アツシ(奈良)
土の持ち味に逆らわず、それぞれの土のよさを引き出す。粉引き、刷毛目の器。土味のある皿や、めし碗に人気がある。
小野哲平(高知)
素朴で土のあたたかさを感じる器。やさしく手で包むとそのよさが実感できる。使う人を励ます、力強く頼りがいのある日々の器。
村田 森(京都)
古伊万里、李朝を手本にした染付けと白磁。陰刻や陽刻など手間のかかる仕事に見るべきものがある。薪窯焼成を中心にした深い味わいの器。
横山拓也(岐阜)
黒土に何度も白化粧を施した印象的な器をつくり注目される。独特の形と存在感のある、静かな佇まいの皿を出展。
吉岡萬理(奈良)
粉引き、刷毛目、鉄彩に加えて、色鮮やかな色絵を制作。潔く自由なロクロのかたち。朗らかな筆使いが人気の赤絵の器を出展。
巳亦敬一 (札幌)
北海道で最古のガラス工房を主宰する。大正ロマンを思わせる深い色。和の器と相性がよい日常使いの鉢、グラスなどに人気がある。
矢澤寛彰 (鎌倉)
何気なくてあたたかな、ふだん使いの漆の器をつくる。使うたびに手に馴染み、気持ちのよい椀、小皿を出展。
企画・構成 祥見知生
北海道生まれ。鎌倉在住。うつわ祥見主宰。
こどものうつわ展、ごはんのうつわ展など、テーマ性のある器の展覧会を開く。
2005年『うつわ日和。』(ラトルズ)を出版。
以来、文章を書き、自然光で写した写真を撮り、言葉と写真で本を作る。
著書に『セツローさん』『やさしい野菜やさしい器』(イチカワヨウスケ共著)『DVDブックうつわびと小野哲平』(以上ラトルズ) 『日々の器』(河出書房新社)。近著に『器、この、名もなきもの』(里文出版)。編集の仕事に『セツローのものつくり』『早川ユミ 種まきノート』(アノニマ・スタジオ)などがある。

うつわ祥見ホームページ http://utsuwa-shoken.com

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