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ロゴ紹介

国立新美術館のシンボルマーク・ロゴ

シンボルマーク
シンボルマーク
ロゴタイプ(和文)
ロゴタイプ(和文)
ロゴタイプ(英文)
ロゴタイプ(英文)
コンセプト
国立新美術館を一言で表すなら、それはまさに「新」になる。
「新」という日本語のモチーフには、日本の美術館として、様々な新しい試み、先進的で独創的な活動を展開していく存在だということが凝縮されている。漢字をモチーフにすることにより、より多くの人々、特にこれまで美術に関心のなかった人々にも親しみやすく、馴染みやすい存在となることを目指している。「新」という文字の、全てのエレメント、全ての角は、閉じておらず、開かれている。それは開かれた「新しい場」。そこに人々が、そして美術に関するあらゆる情報が集まり、そして発信される、開かれた窓のような場である国立新美術館の象徴。この窓には、美術と社会、美術と人々との新しい関係、新しい未来を築きたいという願いが込められている。また、直線と曲線の融合でできたこの文字は、建築の特徴である曲線のガラスカーテンウォールと、それに続く、直線で構成される展示スペースが融合している形状を彷彿とさせる。文字の各エレメントは、国立新美術館の特徴のひとつでもある、巨大な展示空間の中の、変幻自在でフレキシビリティ溢れるパーティションシステムもイメージさせる表現となっている。
基本色は、「緋色と消し炭色」を採用。
新しさや生き生きとした力強さ、インパクトなどをイメージさせる赤の中でも黒川紀章先生が建築で採用なさった日本の伝統色である緋色と消し炭色を用いることによって、より建築とシンボルマークが一体となって国立新美術館の存在を社会にコミュニケーションできるように考えている。また、緋色と消し炭色という基本色をもった上で、今後の運用に際してのシンボルマーク、ロゴタイプの展開色は敢えて自由、無限としている。これは、幅広い事業内容を特徴とし、コレクションにより性格を規定されない国立新美術館ならではの全く新しいカラーリングの戦略である。

国立新美術館のシンボルマーク・ロゴのデザイン 佐藤可士和氏より

美術と人々との、開かれた新しい関係
日本で5つ目の国立美術館「国立新美術館」は、コレクションをもたない美術館。様々な展覧会を中心に、自由度の高い活動を展開する。既存の枠組みに捕らわれず、美術館の新しいあり方を提示するような存在。そして美術に関する膨大な情報を誰もが持ち寄り、そこに人々が集い、得たものを持ち帰ることができる、開かれた美術館であり、新しい美術の「場」。そんな存在を象徴するような、ユニークネスのある巨大な建物が、六本木に出現する。それは日本の美術界にとって、そして社会にとって、大きなニュース、そしてとてもインパクトのある存在になるであろうし、ならなければならない。そんな国立新美術館のシンボルマークやロゴタイプは、建築と共にその「新しさ」「先進性」「独創性」「進化し続ける精神」を象徴した表現でなければならない。そして、この美術館設立に関わる人々の心に共通して流れる想いを集約し、日本の美術界の、現在から未来に向けてのメッセージを社会に対して発信できるような表現でなければならないという思いでシンボルマークをデザインした。

佐藤可士和氏プロフィール

佐藤氏写真
佐藤 可士和 Kashiwa Sato
アートディレクター/クリエイティブディレクター
1965年東京生。博報堂を経て「サムライ」設立。
スマップ、Mr. Childrenなどミュージシャンのアートワーク、キリン極生、生黒、キリンレモンの商品開発から広告キャンペーン、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIのVIと空間ディレクション、楽天グループ、明治学院大学のブランディング、NHK教育「えいごであそぼ」のアートディレクション、NTT DoCoMo「FOMA N702iD」のプロダクトデザイン等、進化する視点と強力なビジュアル開発力によるトータルなクリエイションは多方面より高い評価を得ている。
最新の仕事はユニクロNYグローバル旗艦店のクリエイティブディレクション。
東京ADCグランプリ、朝日広告賞、亀倉雄策賞、東京TDC金賞、日本パッケージ大賞金賞ほか多数受賞。
東京ADC、東京TDC、JAGDA会員。

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