ワークショップ

アーティスト・ワークショップ

平成28年度

国立新美術館開館10周年記念ウィーク特別プログラム
アーティスト・ワークショップ
「Next 10 years ~色と形でデザインする わたしの未来~」
日時:2017年1月29日(日)13時~17時
講師:SPREAD(クリエイティブ・ユニット)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム、企画展示室2E
材料協力:株式会社ニトムズ
対象:一般(中学生以上)
参加人数:19人

国立新美術館開館10周年記念ウィークの特別プログラムとして、クリエイティブ・ユニットSPREADによるワークショップを開催しました。このワークショップでは、SPREADがデザインした10周年記念ビジュアルのポスターと色彩豊かな和紙テープを使って、参加者が自分のこれからの10年を想像しながら、一年一年を色と形で表現したポスターを制作しました。10代から50代までの参加者19人は、ウォーミングアップを通じて色と形に対する感覚を開放し、5年後や10年後に想像を馳せながら、自分の人生に結び付いた色と形で未来の10年を表現しました。参加者にとっては、未来について改めて考える機会となるとともに、自分と色や形との関係性を見つめ直すきっかけともなったようです。
ワークショップで制作されたポスターは、ただいま地下1階休憩コーナーで展示・公開しています。

六本木アートナイト アーティスト・ワークショップ
「ひろがるワタシ つながるアナタ―パラフークの世界へようこそ―」
日時:2016年10月22日(土)13時~17時
講師:東 明(美術作家)
会場:国立新美術館 1階ロビー
対象:どなたでも
参加人数:180人

今年2016年の六本木アートナイト・アーティスト・ワークショップでは、美術作家の東明(ひがし あきら)さんを講師に迎え、ふくらむ服・パラフークの体験と、たくさんの穴があいた巨大なビニール服・アナフークの制作を行いました。パラフークの体験は、自分が新しい何かに変身したかのような昂揚感を楽しむと同時に、他の人がふくらんだ自分の中に入ってくることで、自分と他人の境目が曖昧になる不思議な感覚を味わう場となりました。一方、アナフークの制作は、穴だらけの巨大ビニールシートを複数の参加者が同時に着込み、装飾を加えることで服を作る活動です。ここでは、ひとつの服を数人が着たまま一緒に作り上げていくという斬新さを体験することとなりました。今回のワークショップは、パラフーク、アナフーク双方の活動を通じ、一風変わったやりかたながらも、「他人とのつながり」という日常に根ざした体験を参加者一人ひとりが再認識することができる、豊かな時間となりました。

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム バンコク展」関連ワークショップ
「ゾートロープを作ろう」
日時:2016年8月27日(土)、28日(日)13時~15時
講師:国立新美術館教育普及室スタッフ
会場:ナショナル・ギャラリー・バンコク
対象:どなたでも
参加人数:89人(2日間合計)

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム バンコク展」の会期最後の週末、ゾートロープ作りのワークショップが開催されました。ゾートロープとは、等間隔にスリットが入った円筒の内側に絵が描かれている装置のことで、円筒を回転させて覗くと、アニメーションのように絵が動いて見えます。2016年2月のミャンマーに続き、海外では2国目の開催となるこのワークショップには、日本のカルチャーに関心を持つタイの若者を中心に延べ89人が参加し、ゾートロープ制作を通じてアニメーションの原理を体験しました。「動く絵」作りに取り組む参加者たちの熱気で満ちた会場では、お気に入りのキャラクターや動物などがコミカルに動く力作が続々と生まれていました。

三角形で発信しよう!
日時:2016年8月11日(木・祝)12時~16時
講師:教育普及室スタッフ
会場:国立新美術館 地下1F休憩スペース他
対象:どなたでも
参加人数:51人

私たちは、毎日の生活の中で、「アイスが食べたい」「わりこみはよくない」など、さまざまなことを思いますが、その思いは、だれにも伝えないまま、いつの間にか消えてしまうことがあります。そこで、「山の日」に行われたワークショップでは、いま感じる思いや主張を文字や絵で表し、そのメッセージを三角形の看板にして美術館で発信することに取り組みました。三角形は、交通標識に用いられたり、旗として掲げられたり、伝えたいことを発信する形として使うことができます。参加者は、最初は自分の主張を表すことに苦労している様子でしたが、看板づくりが進むうちに、自分の考えや言葉が明確になっていきました。国立新美術館に、子どもから大人まで50人以上が制作した三角形の看板が立ち並び、ちょっとユニークな方法で、メッセージを発信するアート体験となりました。

「Tipping Pointをふくむ事象について、ヴィジュアルによる試論」
日時:2016年5月29日(日)13時30分~17時
講師:升谷絵里香(アーティスト)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:一般(中学生以上)
参加人数:12人

物事に重大な変化が起こる転換点を意味する「Tipping Point(ティッピング・ポイント)」。私たちの身の回りの出来事や物事にも、たくさんのティッピング・ポイントが潜んでいます。今回のワークショップでは、まず講師の升谷さんと参加者との自己紹介を行い、出てきたキーワードから参加者各々がティッピング・ポイントを探し出しました。さらに、その原因や変化に至る過程などを付箋に書き出して、種類分けをした後、大きな紙にティッピング・ポイント前後の時間の流れを線で表し、時間軸に沿って付箋を並べて、ティッピング・ポイントの起こる全体像を視覚化しました。蛇行しながら一方向に向かう線や十字型の座標軸などによる時間軸のかたち、その上に配置される付箋の分布は、参加者によってそれぞれです。頭の中やそれまでの人生における体験が個性的に表れました。思考や体験など目に見えないものを分析しながら改めて自覚する、豊かな時間となりました。

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」関連ワークショップ
「新聞紙とガムテープのアートを体験しよう!」
日時:2016年4月17日(日)10時30分~16時
講師:関口光太郎(造形作家)
会場:国立新美術館 1階ロビー
対象:小学生以上
参加人数:52人

新聞紙とガムテープで作られたダイナミックな作品が注目を集める、造形作家の関口光太郎さんを講師に迎えて、ワークショップを開催しました。参加者たちは新聞紙を使った「宝探し」や「高いものづくり対決」を通じて全身で素材に触れた後、新聞紙とガムテープで思い思いに立体作品を制作しました。誰もが手にしたことがある、身近な素材である新聞紙とガムテープ。新聞紙をぎゅっと握ったり丸めたりして成形した後、ガムテープを巻いて固めて、その上からカラーのガムテープを貼って色をつけると、元々は平べったい新聞紙とガムテープが立体作品へと生まれ変わります。会場となった1階ロビーでは、子どもから大人まで50人以上が、身近な素材による造形の面白さを体験しました。

平成27年度

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」ミャンマー展関連ワークショップ
「ゾートロープを作ろう」
日時:2016年2月14日(日)、15日(月)13時~16時
講師:武中敬吾、野本有紀、木畠彩矢香(「ICAF 2015」出品アニメーター)、吉澤菜摘(学芸課アソシエイトフェロー)
会場:国立博物館(ヤンゴン)
対象:どなたでも
参加人数:81人(2日間合計)

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展の海外巡回にあわせて、ミャンマーの国立博物館でゾートロープ作りのワークショップを開催しました。ゾートロープとは、側面に等間隔でスリットが入った円筒の内側に絵が描かれている装置のこと。円筒を回転させて覗くと、アニメーションと同様の原理により、絵がまるで動いているように見えます。ワークショップの会場には簡単な手作業でゾートロープが作れるキットを用意。集まった参加者は、日本人若手アニメーターたちからアドバイスを受けながら、12コマの絵を描いてゾートロープを完成させ、回すと現れる「動く絵」を楽しんでいました。ワークショップには十代の若い層を中心に81人が参加し、ミャンマーの若者たちの、「アニメ」への理解が深まっていく手応えを感じる2日間となりました。

「鉄・形・音 - 手と目と耳を結ぶ」
日時:2016年1月31日(日)10時~16時
講師:金沢健一(彫刻家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:中学生以上
参加人数:14人

彫刻家の金沢健一さんを講師に迎え、ワークショップを開催しました。美術館で美術作品を鑑賞するときは、静かにして、作品に手を触れてはいけないといわれるのが一般的です。しかし、今回は、参加者全員で金沢さんの代表作である《音のかけら》に触れ、時には叩いて鉄の音を発しながら、普段とは異なる美術作品の鑑賞体験をしました。即興演奏の時間には、2 人1 組、3人1組と徐々に参加者を増やして、最終的には総勢14名による“鉄の十四重奏”が奏でられました。プログラムを通じて、参加者が、音が振動であると改めて気づいた時に生まれる驚きや感動を楽しみ、身をもって彫刻作品を感じる機会となりました。

「はじめてのアート ふわふわおえかき プッシュしてポヨン!」
日時:2015年11月15日(日)11時~、12時~、13時~、14時~
講師:開発好明(アーティスト)
会場:国立新美術館 1階ロビー
対象:未就学児(3~6歳)親子
参加人数:11時~  8組23人
     12時~ 10組20人
     13時~ 10組25人
     14時~ 10組22人

美術館のロビーに敷かれた大きな紙に、風船をくくりつけたフワフワと浮く筆やスポンジ、雑巾、軍手などに絵具をつけて、自分の身体よりもずっと大きな絵を描きました。このお絵かきには、筆やスポンジを直接持たずに、風船をプッシュしながら絵を描くというルールがあります。風船をつけた筆やスポンジは、プッシュするとどこに飛んでいくかわかりません。参加した子どもたちは全身をつかって風船を扱いながら、思い通りにならないからこそ面白いお絵かきを楽しみました。ロビーを行き交う人々が眺める中、風船をポヨンポヨンとさせながら、少し変わったアートを体験する時間となりました。

「アーティスト・ファイル2015」関連ワークショップ
「かたちにして見る、わたしの考え~Made in Mind~」

日時:2015年10月11日(日)13時~17時
講師:ヤン・ジョンウク(「アーティスト・ファイル2015」出品作家)
会場:国立新美術館 3階講堂ほか
対象:中学生以上
参加人数:20人

頭の中にある“考え”は、どうすれば見ることができるのでしょう?韓国人作家のヤン・ジョンウクさんによるワークショップでは、本来は目に見えない人の思考を、見える形にすることに取り組みました。参加者はまず、「アーティスト・ファイル2015」の展示室でヤンさんから作品や制作プロセスについての話を聞いた後、ひとりひとりテーマとなる言葉を決めて、制作に取りかかりました。「その日の朝見たもの」から発想したテーマは、「雨」や「はちみつ」、「布団」など。テーマから考えつく形状を鉛筆で描いてから、その絵をもとに様々な材料を用いて立体を制作しました。途中、幾度もヤンさんと話して、よりはっきりと思考を視覚化できるようにアドバイスを受けながら制作を進めた参加者たち。最後にヤンさんが作った枠にできあがった立体を取り付けて、全員の“考え”がひとかたまりになった、大きな作品が完成しました。

「冷却ファンでつくる動きの装置」

日時:2015年9月27日(日)13時~17時
講師:堀尾寛太(アーティスト・エンジニア)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム、3階講堂
対象:小学3年生~高校生まで
参加人数:8人

デスクトップパソコンに、動作時の熱を冷却するために取り付けられている直径8~9㎝程度のファン。本来は回って風を発生させる装置ですが、磁石を取り付けると回転する磁力に、羽に重りをつけると振動装置にもなります。参加者たちは、パソコンから取り出したファンと電池とを導線をよじってつないだ後、どのような動きの発生装置にするか、実験を開始しました。まずは、セロハンやビニールひも、プラスティックカップやたわしなどを取り付け、ファンの動きを拡張させます。そして、広い、暗くなる、音を大きく出せるといった講堂の機能を活かすように、LEDライトや小型マイクを組み合わせると、大きく動く影や、太鼓のように響く音、幻想的に光って回る作品に変身。最後に、それぞれが発見した面白い動きや制作意図を発表し合いました。

「ニッポンの*マンガ*アニメ*ゲーム」展 関連ワークショップ
「マンガの時間を『見る』という体験:解放される音、分解される運動」

日時:2015年8月22日(土)13時~17時
講師:鈴木雅雄(早稲田大学教授)、野田謙介(マンガ研究家)
会場:国立新美術館 3階研修室A,B
対象:一般(高校生以上)
参加人数:25人

マンガはコマ、ふきだし、擬音語、擬態語といった様々な要素が視覚的に表現されている、日本が世界に誇る文化のひとつです。「ニッポンのアニメ*マンガ*ゲーム」展にあわせて開催された今回のワークショップでは、シュルレアリスム研究者の鈴木雅雄さんとマンガ研究家の野田謙介さんを迎え、レクチャーと簡単な手作業を通じてマンガを読むのではなく、「見る」という体験をしてもらいました。例えば、ふきだしがあるセリフと無いセリフではどのような違いがあるのか、ふきだしの位置によってどのように読み方は変わるのかなどについて考えることで、何気なく読んでいたマンガが実は複雑な文法でつくられていたことを知ります。ワークショップでこれらを解き明かすことで、参加者はマンガの内容と視覚的な表現が表裏一体であること、そしてそれがマンガ家の手によって巧みに表現されているのだということに気づかされたことでしょう。

「Life Type ライフ タイプ――じぶん・ひと 知り合うデザイン」

日時:2015年6月14日(日)13時~17時
講師:SPREAD 小林弘和、山田春奈
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:一般(中学生以上)
参加人数:18人

Photo:Jingu Ooki

クリエイティブユニットSPREADを講師に迎え、「Life Type(ライフ タイプ)」のワークショップを開催しました。Life Typeは、人生で経験した出来事や瞬間をアルファベットと記号で表現していくグラフィック作品です。手のひらサイズの小さな用紙に配置された文字の構成に同じものは一つとしてなく、一枚一枚にだれかの人生に起こった特別なストーリーがこめられています。2 人1 組で進められた今回のワークショップでは、制作したLife Type をペアの相手と交換して時間をかけて読み取り、人生のストーリーを互いに想像して語り合いました。自由で柔軟な想像を促すプログラムを通じて、参加者同士の間に発見や驚き、感動が起こるワークショップとなりました。また、ワークショップ終了後には、ポスターサイズに引き伸ばしたLife Typeを地下1階休憩コーナーで展示・公開しました。

「『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム』『ニキ・ド・サンファル展』さきどりワークショップ 動き出せ!色とかたち アニメーションのしくみを知ろう」

日時:2015年4月25日(土)11時~15時
企画協力:東京工芸大学 芸術学部 アニメーション学科
会場:国立新美術館 1階ロビー
対象:子どもから大人まで
参加人数:160人

「六本木アートナイト2015」に合わせて開催したワークショップでは、ニキ・ド・サンファルの作品にインスピレーションを受けて、2つの方法でアニメーションの原理を体験しました。ひとつはデジタルカメラを使ったコマ撮りアニメーション。ブロックでかたちをつくり、少しずつ動かしながら8~12コマ程度撮影した後、パソコン内で画像をつなげて、約1秒間の作品を完成させました。もうひとつは「アニコマ」。透明プラスティックの円板に、少しずつかたちを変えた絵やシールを等間隔に並べて、ブラウン管テレビの上で回すと、フリッカー効果で絵が動いて見えます。自分でつくったり描いたりした絵やかたちが動き出す瞬間、そこに命が吹き込まれるのを実感した参加者たち。驚きや笑顔に満ちた楽しい時間となりました。

平成26年度

「はじめてのアート 絵描きさんといっしょに、描く、つくる!」

日時:2014年11月22日(土)10時30分~12時、14時~16時
   2014年11月23日(日)14時~16時
講師:堂本右美(画家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:22日:未就学児(3~6歳)親子
   23日:小学校1~4年生親子
参加人数:22日10時30分~ 19組42人
     22日14時~ 21組47人
     23日14時~ 20組48人

大人の価値観では判断できない子どもの表現に、私たちはどう向き合えばよいのでしょうか。今回で3度目となる未就学児親子を対象としたワークショップでは、画家の堂本右美さんを講師に迎えて、「絵の描き方を教えない」子どもとの接し方について考えました。
子どもたちは、用意された絵具や紙粘土、色画用紙などの材料をどれでも好きに使って、描いたりつくったりするうちに、次から次とアイデアを思いつき、作品ごとに新たな表現を展開させました。この日のねらいは、自分の力で発見して、自信を持って表現すること。そのため保護者には、描き方、つくり方を教えずに、子どもに共感し、ほめるという寄り添い方を実践してもらいました。子どもの創作活動は日常生活とつながっていて、美術や表現は、実はとても身近なものであることを実際に親子で体験したワークショップでした。

「アート de じぶんえほん」

日時:2014年10月26日(日)13時~16時
講師:なかがわ ちひろ(絵本作家・翻訳家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:小学校3年生から高校生まで
参加人数:18人

美術館で出会うたくさんの絵と自分とで物語をつくったら、どんな絵本が生まれるのでしょう?なかがわちひろさんを講師に迎えたワークショップでは、まず、右歩きやジャンプなど様々なポーズで写真を撮り、絵本の主人公となる「じぶん」を用意。その後、「チューリヒ美術館展」に出品されている絵画作品のコピーと自分の写真を素材に、自由に物語を発想して、見開き3ページのオリジナルの絵本を制作しました。絵を自分が主人公の世界の一要素として捉え、作品コピーを自在に使って物語を創造した子どもたち。「じぶん」と傑作絵画が親しげに交じり合う、18冊の絵本が出来上がりました。

「2.5D 着られるイラスト バレエ・リュス ペーパーチュニックコレクション2014」

日時:2014年7月26日(土)13時30分~17時
企画協力:文化学園大学大学院生活環境学研究科グローバルファッション専修
ワークショップ・リーダー:高木陽子(教授)、ダフネ・モハジャヴァペサラン(非常勤講師)、ほか修士1年生
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(12歳以上)
参加人数:15人

パリで華々しくデビューしてから現在に至るまで、ファッション界に影響を与え続けてきたバレエ・リュス。今回のワークショップでは、参加者が5人1組のグループとなり、「バレエ・リュス展」から発想したペーパーチュニックのコレクションを制作しました。
ディスカッションを通してテーマを決め、アイデアをデザイン画にまとめた後、等身大のチュニック型の厚紙に絵具やクレヨンで描いたり、様々なパターンの紙を貼ったり。グループごとのユニークなテーマのもとに個性が光るチュニックの数々が完成し、最後に、実際に身に着けてフォトシューティングを行いました。本来、立体であるはずのチュニックを平面の紙に描き、さらに身に着けると、平面的でありながら立体的になり…平面と立体の間、「2.5D」を楽しみました。

「鳥ならざる鳥を描く -逆から思考する、絵画-」

日時:2014年5月10日(土)11時~16時30分
講師:中村一美(画家、「中村一美展」出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(小学校高学年以上)
参加人数:27人

平地では上に向かって飛ぶ鳥が山の上では下に向かって飛ぶように、ある一つのものが、意外にも正反対の要素を併せ持っていることに気が付くことがあるでしょう。
中村一美さんを講師に迎えた今回のワークショップでは、「鳥ではない鳥」をテーマとしました。「鳥」は、中村さんが10年以上取り組んできたテーマですが、人によってその解釈は様々です。自分にとっての「鳥ではない鳥」とはどのようなものなのか、参加者は文章で書き出したり中村さんと話をしたりしながら明確にし、そして思考と感覚を一体化させて絵を描きました。描くとまた思考が展開し、そこに参加者の感性が重ね合わされ…やがて、たくさんの個性的な「鳥ならざる鳥」が出来上がりました。

平成25年度

「わたし みんな めぐる イメージ―世界のものと向き合おう―」

日時:2014年3月15日(土)11時~16時30分
   2014年3月16日(日)11時~16時30分
講師:吉田憲司、山中由里子、齋藤玲子、上羽陽子(国立民族学博物館)
   長屋光枝、山田由佳子(国立新美術館)
会場:国立新美術館 研修室A,B 企画展示室2E
対象:3月15日 / 一般(中学生以上)
   3月16日 / 小学校4~6年生
参加人数:3月15日 / 22人
     3月16日 / 8人

人々がつくり出した古今東西の様々なものを前にしたとき、私たちが抱く印象に共通する点はあるのでしょうか。「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」展にあわせて開催された今回のワークショップでは、参加者が展覧会を企画した6人の研究者たちと一緒にものの見方をさぐる体験をしました。

1.資料との出会い
まずは展示室で、6点の資料と対峙する時間。ひとつひとつの資料をじっくり見ながら、発見したこと、感じたこと、疑問に思ったことをカードに書きとめます。
2.みんなで共有しよう
次に、カードに書かれた内容を、講師と一緒に全員で共有しました。 同じ一つの資料が複数の参加者に似た印象を与えている場合もあれば、ある人にとって恐ろしいものが、 ある人には可愛らしいという逆の印象を与えていることもあると知ります。
3.お気に入りを選んで、仲間を探そう
6点の資料の中からお気に入りの資料を1点選びます。 そして、その資料が与える印象をもとに展示室で仲間の資料を2点探しました。 仲間の資料をよく見ながらワークシートにスケッチして、3つの資料をあわせた仲間のタイトルをつけました。

4.発表
最後に参加者全員の前で、選んだ仲間の資料や仲間のタイトルを発表しました。

他の参加者との交流を通じて、人それぞれの視点を知ることや、研究者との対話からものが生み出された背景に触れることで、参加者にとって自分なりのものの見方を深める一日となったことでしょう。

「折リジナルフェイスをつくろう!」

日時:2014年3月8日(土)11時~12時、13時30分~14時30分、16時~17時
講師:COCHAE(コチャエ) 軸原ヨウスケ、武田美貴
会場:国立新美術館 1階ロビー
対象:子どもから大人まで
参加人数:133人(全3回)

“みる・きく・あそぶ イメージの力 ウィークエンド”の初日、デザイン・ユニットCOCHAEによる折り紙のワークショップが開催されました。会場に用意されたのは、目玉や口、葉っぱなどの模様が印刷された紙。折り方次第で無限のパターンの「顔」がうまれる、不思議な折り紙です。参加者はまず、小さなサイズの折り紙でウォーミングアップをした後、42センチ四方の大きな紙を思い思いに折って「顔」をつくりました。お気に入りの「顔」が折れたら、仮面のように被って記念撮影。面白味あふれるたくさんの「折リジナルフェイス」が出来上がり、美術館の1階ロビーに笑い声が響く一日となりました。

「はじめてのアート -つくって遊ぶ、劇ごっこ-」

日時:2013年11月24日(日)14時~16時
講師:大森靖枝(劇団風の子東京・演出家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:未就学児(2~6歳)親子
参加人数:13組34人

大森靖枝さんを講師に迎えて、“まいごのこねこちゃん”の家族を探すというストーリーのもと、“劇ごっこ”をして遊ぶワークショップを開催しました。 こねこちゃんの家族を探しに出掛ける途中で乗るバスや、訪れる商店街のお店屋さんなど、劇に出てくるものは全て新聞紙で手づくりした今回の“劇ごっこ”。泣いているこねこちゃんを励ましたり、野菜や帽子など、つくったものを自分のお店屋さんで売ったりして、参加者たちは劇の中の世界を楽しみました。 昨年に続いて2度目の開催となった、未就学児親子向けのワークショップ。遊んでいるうちに自然と劇に参加し、表現活動に親しみを持つ時間となりました。

「あなたのユーモアをイラストにしよう!」

日時:2013年8月25日(日)13時~16時30分
講師:JUN OSON(ジュン・オソン) (イラストレーター)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(小学校3年生以上)
参加人数:16人

イラストレーターのJUN OSONさんを講師に迎えて、「アメリカン・ポップ・アート」展をヒントに、パソコンを使って絵をつくるワークショップを開催しました。テーマは「顔」。参加者たちは展覧会を鑑賞した後、パソコン上でフォトレタッチソフトを操作して、あらかじめ用意された輪郭や目、鼻などのパーツを組み合わせました。顔ができたら、色を変えたり、顔や髪に模様をつけてみたり、背景にインターネットで探した画像を貼りつけたり・・・やがて見る人がびっくりするような、ユーモアに溢れた作品ができあがりました。

「『写真』以前/暗黒を作り出そう」

日時:2013年7月28日(日)11時~14時、 8月4日(日)13時~16時
講師:ホンマタカシ(写真家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(高校生以上)
参加人数:16人

小さな穴から入る光が、暗い部屋の壁に外の風景を逆さに映し出す…それは写真が生まれる以前から知られていた現象です。写真家のホンマタカシさんを迎えたワークショップでは、部屋を丸ごとピンホールカメラにすることで、この「写真」以前を体験しました。参加者たちは、部屋の窓に黒い紙を貼って暗黒の空間を作り、小さな穴から入る極わずかな光のもとで、目が慣れるまで壁を見つめます。やがて大きなピンホールカメラとなった部屋の壁に美術館の建物が逆さに映し出されました。暗闇の中で壁にフィルムを貼り、露光させると逆像の写真の完成です。「写真」以前の体験に加え、ホンマさんより写真の歴史や代表的な写真家とその作品についてのレクチャーもあり、写真の奥深さを知るワークショップとなりました。

「カリフォルニア・デザイン」×「デザインあ展」
“ハウス・オブ・カード”をつかったワークショップ

主催:21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館
日時:2013年4月27日(土)10時~18時
講師:岡崎智弘(アートディレクター、グラフィックデザイナー)、寺山紀彦(studio note/デザイナー)
会場:21_21 DESIGN SIGHT
対象:「デザインあ展」来場者
参加人数:2,250人

「カリフォルニア・デザイン」展と「デザインあ展」の共同開催プログラムとして実施されたワークショップには、子どもから大人まで2,000人以上が参加、チャールズ&レイ・イームズがデザインした“ハウス・オブ・カード”と同形の透明カードにシールを貼って、オリジナルのカードを制作しました。参加者が作った色とりどりのカードは、会場に設置された家型の枠に沿って一枚一枚組み立てられ、ワークショップ開始から約8時間後、多くの人のデザイン・アイデアが結集した“ハウス・オブ・カード”の家が完成しました。

21_21 DESIGN SIGHTのホームページから、ワークショップの様子を動画でご覧いただけます。

平成24年度

「木々に灯す、ちいさな巣をつくろう~アートナイトでインスタレーションに挑戦」

日時:2013年3月23日(土)13時~16時30分
講師:國安孝昌(「アーティスト・ファイル2013―現代の作家たち」展出品作家/筑波大学大学院准教授)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム、屋外スペース他
対象:一般(高校生以上)
参加人数:19人

「六本木アートナイト」にあわせて開催されたワークショップでは、屋外空間を使ったインスタレーション作りに挑戦しました。参加した19人は、ケヤキの枝と陶ブロックで鳥の巣状の作品を制作した後、その巣をLEDライト付きのキャプションと一緒に遊歩道周辺の木々に展示しました。國安さんと参加者が作った巣は、美術館の風景に溶け込み、空間と一体化した大きな一つの作品が出来上がりました。夜には遊歩道のあちらこちらでLEDライトが点滅、昼間とは違った印象の空間を作り出し、アートナイトの来場者を出迎えました。
※現在、このワークショップの記録写真スライドショーを、館内3階竹林前のディスプレイで上映しています。

「高校生が写し出す、とむらいの時」

日時:2013年2月24日(日)13時~17時30分
講師:志賀理江子(「アーティスト・ファイル2013―現代の作家たち」展出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:高校生
参加人数:5人

もし、この世にお葬式というシステムがなかったら、亡くなった人をどのように悼み、弔いますか。志賀理江子さんを講師に迎え、高校生を対象に行った今回のワークショップでは、参加者自身が考える「弔い」の物語の一場面をつくりあげ、写真にしました。志賀さんと一緒に、各地の弔いの儀式やこれまで経験してきた身近な人の死について真剣に語り合い、人の死に対して向き合った高校生たち。話し合いを経て制作された作品は、亡くなった人が天と糸で結ばれて昇華していく姿を演出したものや、繰り返される生と死を四季によって移り変わる木に託したものなど、個人のなかにある死生観を写し出すものとなりました。

「はじめてのアート ―新聞紙をさわって、きいて、かんじてみよう―」

日時:2012年11月3日(土・祝)、11月4日(日)いずれも14時~16時
講師:福井江太郎(日本画家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:未就学児童(3~6歳)親子
参加人数:3日 11組25人
     4日 12組27人

普段見慣れた日用品でも、子どもにとって無限の遊びの可能性がひそんでいます。今回のワークショップでは、新聞紙を使用した造形あそびを体験しました。音を立てたり、丸めたり、ちぎったり、宙に舞わせたりして、新聞紙の感触やかたちの変化を楽しんだ後、みんなで壁から壁へと紙片を繋ぐと、部屋全体に大きな作品が出来上がりました。美術館を身近に感じてもらおうと国立新美術館で初めて開催した未就学児童対象のワークショップ。親子で新しい発見をしながらアートに触れる楽しい時間となりました。

「“表現”としての写真 -柴田敏雄による2回の講評会-」

日時:2012年8月25日(土)、9月8日(土)14時~16時30分
講師:柴田敏雄(「与えられた形象-辰野登恵子/柴田敏雄」展出品作家)
会場:研修室A, B他
対象:高校生以上
参加人数:17人

柴田敏雄さんを講師に迎えて、写真における“表現”をテーマに、2回にわたる講評会を行いました。日頃から写真に真剣に向き合っている17人の参加者は、1回目の講評会で各々の作品を発表し、柴田さんからそれぞれ課題を提示されました。2回目の講評会では課題を反映させた作品を発表し、個々の課題に合わせたアドバイスを受けました。柴田さんとの対話を中心に進められた講評会を通して、技術面だけではなく、写真と向き合う姿勢や自分の生活と写真との関わり方について学ぶことができました。

「からだと空間をめぐる実験~美術館の空間をからだで感じてみよう!~」

日時:2012年7月29日(日)13時~16時30分
講師:岩渕貞太氏(ダンサー/振付家)
会場:国立新美術館 1,2,3階ロビー、講堂
対象:一般(小学校3年生以上)
参加人数:17人

7月末の暑い午後、ダンサーで振付家の岩渕貞太さんを講師に迎えて、国立新美術館の空間を全身で体感するワークショップを行いました。ウォーミングアップでからだをほぐした後、館内のパブリックスペースへ。二人一組になって手をつなぎ、相手のからだを動かすことで自分の視点を相手に体験してもらったり、周囲の音に耳を傾けながら後ろ向きに歩いたりすることによって、からだの各部分の感覚を研ぎ澄まし、空間を捉えました。周囲に対して能動的にあるいは受動的に動くことで新しい空間の感じ方を発見するワークショップとなりました。

「息をとめて そっとさわって 銀箔から学ぶ日本の画材」

日時:2012年5月27日(日)13時~16時30分
講師:神戸智行(日本画家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学校高学年以上
参加人数:21人

日本画家の神戸智行さんを講師に迎えて、銀箔をはじめとする日本画の素材に触れるワークショップを開催しました。参加者は、実際に岩絵具や膠を手に取りながら、普段なかなか知る機会の少ない日本画の素材について話を聞いたあと、銀箔貼りに挑戦。初めてとは思えないほどきれいに貼ることができました。その後、美術館の敷地を散策して見つけた草花をもとに型紙をつくり、硫黄を使って銀箔を加工すると、5月らしい清々しさの感じられる作品に仕上がりました。

平成23年度

「野ダテ〇△囗~掛け軸に描いて、お茶室で鑑賞しよう!~」

日時:2012年3月24日(土)13時~17時
講師:開発好明(現代美術家)、野田裕示(画家、多摩美術大学教授)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(中学生以上)
参加人数:14人

六本木アートナイトにて、発泡スチロールでできた茶室《発泡苑》と農家にある納屋を再現した《納屋》を展示した開発好明氏と、「野田裕示 絵画のかたち/絵画の姿」展の出品作家である野田裕示氏のコラボレーションによるワークショップを開催しました。参加者は、《納屋》に貼られたカンヴァスや掛け軸に抽象画を描き、《発泡苑》で催されたお茶会で掛け軸を鑑賞しながら開発氏と歓談するなど、アートナイトならではの非日常的な一日を過ごしました。

「私の“好き”を箱に詰めて~廃品からつくる、アート~」

日時:2012年2月18日(土)13時~16時
講師:富田菜摘(現代美術家)、野田裕示(画家、多摩美術大学教授)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(中学生以上)
参加人数:22人

身の回りの廃品を使用して作品を制作していると富田菜摘さんと、「野田裕示 絵画のかたち/絵画の姿」開催中の野田裕示さんを講師に迎えたワークショップを開催しました。 参加者は身の回りにあるこだわりの廃品を持参して、箱の中に詰め込んで作品を作りました。「不要だけどなぜか捨てられなかったもの」は、様々な素材と組み合わせることで意外な表情をみせたり、実は自分らしさが溢れていたり…それぞれの思いや個性の詰まった作品に変身しました。

「デザインって何だろう?~展覧会の印象を色や形にしてみよう!~」

日時:2012年1月22日(日)14時~17時
講師:佐藤可士和(アートディレクター/クリエイティブディレクター)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学生(中学年以上)
参加人数:24人

5周年のロゴマークをデザインした佐藤可士和さんを講師に迎え、開催中の「野田裕示 絵画のかたち/絵画の姿」展を鑑賞し、その印象を色や形に表現することに挑戦しました。佐藤さんから、自由に描くようにとアドバイスされた参加者は、絵の力強い印象をクレヨンを重ね塗りすることで表現したり、薄い色の水彩絵具で展覧会の不思議で楽しい雰囲気を表現したり、展覧会を見たときの気持ちや感想を思い思いの色や形で表しました。

「私だけの文様で作るSLEEVE BAG(スリーブバッグ)」

日時:2011年9月4日(日)13時~16時30分
講師:高橋理子(アーティスト、SFTギャラリー出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:一般(中学生以上)
参加人数:20人

円と直線のみで構成された独自の文様を用いて作品を手がける高橋理子(たかはしひろこ)さんを講師に迎えた、現代の和柄や文様について考えるワークショップ。古来の文様にこめられた意味や、伝統を受け継ぐものづくりのお話を聞いた後、自分だけの文様作りに挑戦し、高橋さん考案のスリーブバッグに施しました。
一つの形をいくつも並べて作られる文様。自分の名前や身の回りのものから着想を得た形を並べると、新しい独創的な文様が出来上がりました。

「凸凹探検隊!~探そう、美術館のかたち~」

日時:2011年7月16日(土)13時~16時30分
講師:酒百宏一(さかお こういち)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(小学生以上)
参加人数:22人

美術作家の酒百宏一氏を講師に迎え、フロッタージュに挑戦しました。フロッタージュとは、凹凸のある場所に紙を置き、紙の上から鉛筆等を当てて形を写し取る技法です。参加者は、館内の床や屋外の石畳など、様々な場所に凸凹を探しに出かけ、面白いと思う凸凹を色鉛筆で写し取りました。古い建物の一部が、フロッタージュすることによって花畑のように色鮮やかに浮かび上がり、目に見える凸凹が思いがけない色や形に変化する、新たな発見のあるワークショップとなりました。

『アーティスト・ファイル2011-現代の作家たち』展
「暮らしを見つめる 粘土で作ってみる」

日時:2011年5月7日(土)12時30分~16時
講師:中井川由季(陶造形作家、『アーティスト・ファイル2011』出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(小学生以上)
参加人数:18人

中井川由季さんを講師に迎えて、粘土を用いた造形を体験するワークショップを開催しました。制作のテーマは「暮らしを見つめる」。何気なく過ごしている日常を見つめなおし、暮らしの中で出会うものや感じていることから形のヒントを探して、粘土で立体を造作します。参加者は粘土の感触も楽しみながら、「家族旅行の思い出」や「好きなパンをちぎる瞬間」など、それぞれの「暮らし」を形作りました。

平成22年度

「私の線を集めよう」

日時:2011年2月19日(土)13時30分~17時
講師:金田実生(画家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:一般
参加人数:24人

画家の金田実生さんを講師に迎え、「線」をテーマに抽象画を描くワークショップを開催しました。金田さんから、「線」による表現を行う作家や、「線」と色彩や現代音楽との関係、描画に用いられる材料についてお話を聞いた後、参加者は様々な画材を用いて制作に取り組みました。目を閉じて描いたり、チューブからそのまま描いたり、指を使って描いたりと、画用紙には参加者それぞれの個性あふれる「線」が描き出されました。

『陰影礼讃―国立美術館コレクションによる』展
「カメラでとらえよう 風のそよぎ 光のゆらぎ」

日時:2010年10月2日(土)13時~17時
講師:秋岡 美帆(現代美術家、『陰影礼讃』展出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(小学校4年生以上)
参加人数:20人

『陰影礼讃』展出品作家の秋岡美帆さんによるワークショップには、10代から70代まで幅広い世代の20人が参加しました。参加者たちは美術館の建物や周辺の木々などをデジカメで撮影、その写真を透明シートや和紙などにプリントし、用紙による見え方の違いも楽しみながら作品を完成させました。参加者それぞれがその日に見た光や影、出会った風景が色鮮やかに留められた数々の作品が生まれました。

「カラダで鑑賞! マン・レイさんの世界」

日時:2010年8月29日(日)13時30分~16時
講師:伊藤千枝(ダンサー、振付家、珍しいキノコ舞踊団主宰)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学生
参加人数:16人

個性的な振付で活動するダンサーの伊藤千枝さんを講師に迎え、開催中の『マン・レイ』展の鑑賞を通じて身体の動きを創作するワークショップを行いました。まずは展示室でマン・レイの作品を身近なキーワードを切り口に鑑賞。その後、多目的ルームに移動した参加者は、持参した自身のポートレート写真と、マン・レイが手がけたポートレート写真とを組み合わせ、そこから想像される動きを考え出し、自由に身体を動かしました。

「木ってなんだろう? ~見て、聞いて、さわってみよう~」

日時:2010年6月5日(土)13時30分~16時30分
講師:宮本茂紀(モデラー)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学生
参加人数:23人

数多くの家具等の製作を手がけてきた、家具モデラーの宮本茂紀さんを講師に迎え、木について話を聞いたり、実際に触れるなどして木に親しみました。子どもたちは、ヤクスギやパープルハートなど、宮本さんが選んだ10種類の貴重な木の説明を受け、理解を深めた後、たくさんの木が植えられた国立新美術館の敷地内を回りました。多目的ルームに戻っての制作では、10種類の木片をヤスリでけずって匂いや感触を確かめ、最後にニスがけをして持ち帰りました。

平成21年度

『アーティスト・ファイル2010-現代の作家たち』
「傘をつかってアニメーションを作ろう」

日時:2010年3月20日(土)13時30分~16時30分
講師:斎藤ちさと(美術家、『アーティスト・ファイル2010』出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(中学生以上)
参加人数:15人

傘をつかったアニメーション作りの講師は、写真や映像などを用いた作品を手がける斎藤ちさとさん。参加者は、黒い傘の上に動きを想像しながら思い思いにカラーペンを使って絵を描きました。傘の隅に細長く空けられた穴から覗き込んで、鏡に向かって傘を回転させると、動く絵に変身します。15人の参加者は、それぞれが制作した作品を交換しあい、動く絵の世界を楽しみました。

「人形作家とつくる、オリジナルキャラクター」

日時:2010年2月27日(土)13時30分~17時30分
講師:イシイリョウコ(人形作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(小学生以下の場合は、保護者同伴)
参加人数:22人

想像力あふれるキャラクターを生み出している、人形作家のイシイリョウコさんを講師にむかえ、オリジナルキャラクター作りに挑戦しました。目に見える身の回りのものから心の中にあるものまで、発想のきっかけは自由。各自が考え出したデザインを元にして、布を縫い合わせてわたをつめたり、厚手の紙を素材にするなどして形を作り、カラフルな彩色をほどこしました。

「パラモデルといっしょにプラレールであそぼう」

日時:2010年1月10日(日)13時30分~16時
講師:paramodel(林泰彦+中野裕介)(現代美術家)
会場:国立新美術館 3階講堂ほか
対象:子どもから大人まで
参加人数:34人
協力:株式会社タカラトミー、MORI YU GALLERY

パラモデルの2人を講師に迎え、青いレールの玩具プラレールを使って、講堂の床に「宇宙の植物」の絵を描きました。いつもは遊び道具のプラレールを画材として手に取った参加者たちは、協力しながらレールをどんどんつなげて、講堂の外まで広がる大きな絵を作り上げました。普段は講演会などを行っている講堂が、独創性あふれるアート空間に生まれ変わりました。
※「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です

「とらえよう、レンズの向こう側 ~デジカメで撮る抽象写真~」

日時:2009年12月19日(土)13時30分~16時30分
講師:浜田涼(美術作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(小学校4年生以上)
参加人数:19人

生活のさまざまなシーンで撮影される写真をテーマに、「表現」としての撮影に挑戦しました。小学校4年生から70代までの参加者19人は、持参したカメラを片手に国立新美術館の敷地内や館内で撮影ポイントを探し、手振れやぼかしを用いたり、ユニークな構図を探すなどして撮影を行いました。最後は、各自が撮影した中から選んだ写真をプロジェクターで大きく投影し、数々の個性あふれる作品を鑑賞しました。

『光 松本陽子/野口里佳』展
「チャレンジ!抽象画 ~向き合う心、あふれ出る色~」

日時:2009年9月12日(土)13時~16時
講師:松本陽子(画家、『光』展出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般
参加人数:21人

10代~70代までの参加者は、まず展示室で松本陽子さんの作品を鑑賞し、その後、スライドレクチャーで抽象画の歴史や代表的な作品について話を聞き、抽象画について理解を深めました。2時間ほどかけて行った制作では、四つ切サイズの画用紙に、水彩絵具やパステル、色鉛筆、カラーペンなどを用いて、自分の心のおもむくままに手を動かし、次々に色鮮やかで独創的な作品を生み出しました。

「やってみよう、美術体操 ~名画、名作を体感!~」

日時:2009年8月22日(土)13時30分~16時30分
講師:高橋唐子(美術作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:小学生
参加人数:13人

フランスの彫刻家オーギュスト・ロダンの作品のポーズを取り入れた「ロダン体操」を考案するなど、身体を使った芸術鑑賞を提案する活動を行っている美術作家の高橋唐子さんを講師に迎えたワークショップ。参加した子どもたちは、ムンクやゴッホ、ゴーギャンらお馴染みの作家の作品11点をスライドで鑑賞した後、作品にみられるポーズを取り入れた動きを考え、ラジオ体操の音楽にあわせて身体を動かしました。

『アーティスト・ファイル2009-現代の作家たち』
「石から生み出すいろいろなカタチ」

日時:2009年4月5日(日)13時30分~17時
講師:村井進吾(『アーティスト・ファイル2009』出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学校4年生以上 大人まで
参加人数:18人

石の魅力と造形の楽しさを体感するワークショップには、小学生から大人まで18人が参加しました。材料は、村井進吾さんから提供いただいた黒御影石の端材。硬く重く、手強い素材に取り組む参加者の目は、真剣そのものです。初めて手にする工具の使い方を村井さんに教わりながら、割ったり砕いたりした石片を接着剤で組み上げて、個性あふれるオブジェを作り上げました。

平成20年度

『アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち』
「ミニチュア・ムシワールド ~虫からみた世界をつくろう~」

日時:2009年3月8日(日)13時30分~16時30分
講師:大平實(『アーティスト・ファイル2009』出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学生
参加人数:18人

講師は、アーティスト・ファイル2009の出品作家である大平實さん。参加者は、お菓子が入っていた箱や使い終わった日用品、商品の包装紙など、本来ならゴミとして捨ててしまう素材を家から持参し、ワークショップに参加します。廃材や石などを素材とした立体作品を手掛ける大平さんの作品を鑑賞した後、持参した空き箱を舞台に、それぞれが思い描く"虫の生活空間"を想像してつくりました。

「作ろう!オリジナル・モビール」

日時:2009年2月14日(日)13時~17時
講師:藤城成貴(プロダクト・デザイナー)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:一般(中学生以上)
参加人数:22人

地下1階のSFTギャラリーで「FRAMES」と題するモビール作品の展示を行った藤城成貴さんによるワークショップ。ワイヤー素材を思いのままに変化させ、カラフルなビニールテープをつかって彩ります。透明な糸によって個々のワイヤーをつなぎ合わせ、空気にゆらゆらと揺れるモビールを作りました。

「六本木をつづる ~散策を"手紙"にたくして~」

日時:2008年12月21日(日)10時30分~16時
講師:秋山さやか(美術作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学生以上
参加人数:20人

一日がかりとなったワークショップの前半は、六本木の街を散策するフィールドワークを行ないました。美術館に戻っての後半は、散策を通して気づいたことや収集したものなどを取り入れ、さまざまな表現で「手紙」作りを行いました。完成した「手紙」は、地下1階のSFTギャラリーで展示された後、家族や友人、自分自身に宛てて発送されました。

「デザインってなんだろう?? ~やってみよう!イスのデザイン~」

日時:2008年9月28日(日)13時~17時
講師:紺野弘通(プロダクト・デザイナー)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学生
参加人数:29人

プロダクト・デザイナーの紺野弘通さんを講師に迎え、小学生が「美術館の柱の並んだ空間に置く、家族のためのイス」のデザインに挑戦しました。参加した子どもたちは、紺野さんからデザインについてのお話を聞き、美術館にある様々なイスを見学した後、紙粘土や布を使って独創性あふれるミニチュア・イスを制作しました。

夏休みワークショップ
「アイスベキモノタチ ~発見!おもしろデザイン!~」
日時:2008年8月24日(日)10時~14時30分
講師:清水久和(インダストリアルデザイナー、SFTギャラリー出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学生以上の親子
参加人数:8組21人
ミナ ペルホネンとデザイン プログラム2 ワークショップ
「ミナ ペルホネンでつくる未来生活」
日時:2008年5月18日(日)13時30分~17時
講師:皆川 明(ミナ ペルホネン デザイナー)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:子どもから大人まで
参加人数:20人
『アーティスト・ファイル2008―現代の作家たち』
「空想の場所をつくってみよう」
日時:2008年4月12日(土)13時~16時30分
講師:さわひらき(『アーティスト・ファイル2008』出品作家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:8~15歳
参加人数:12人

平成19年度

『アーティスト・ファイル2008―現代の作家たち』
「ヒューマンサイズ・プロジェクト~つくろう!自分サイズのバルーン!~」
日時:2008年3月15日(土)、16日(日)13時30分~16時
講師:市川武史(『アーティスト・ファイル2008』出品作家)
会場:子どもから大人まで
対象:国立新美術館 講堂、研修室他
参加人数:15日19人、16日27人
「くんくんウォーク~美術館のにおいを探せ!~」
日時:2008年2月16日(土)13時~17時30分
講師:井上尚子(アーティスト)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:4歳以上
参加人数:29人
「今日はちょっぴり画伯な気分~奥谷博先生と描く美術館~」
日時:2008年1月27日(日)13時~16時30分
講師:奥谷博(『旅』展出品作家、文化功労者、日本芸術院会員)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:小学校4年生~中学校3年生
参加人数:12人
「わたしの家、わたしの服 ~着られるお家をつくろう~」
日時:2007年12月1日(土)10時30分~16時30分
講師:山縣良和(ファッション・デザイナー)、mafuyu(ニットアーティスト)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム他
対象:小学校3年生~6年生
参加人数:23人
ADC大学同時開催プログラム
「高校生のためのデザインワークショップ」

「学校のシンボルマークを作ろう」
日時:2007年10月20日(土)13時30分~17時30分
講師:松永真、中島祥文
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
参加人数:36人
主催:東京アートディレクターズクラブ、国立新美術館

「自分のシンボルマークを作ろう」
日時:2007年10月21日(日)13時30分~17時30分
講師:浅葉克己、永井一史、中島祥文
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
参加人数:38人

『スキン+ボーンズ―1980年代以降の建築とファッション』
スキン編「3Dな布(スキン)を作る」
日時:2007年8月4日(土)13時30分~16時30分
講師:菱沼良樹(ファッション・デザイナー/テキスタイル・デザイナー)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:一般
参加人数:22人
『スキン+ボーンズ―1980年代以降の建築とファッション』
ボーンズ編「からだを遊ぶ!」
日時:2007年7月29日(日)11時~16時30分
講師:楠原竜也(振付家・ダンサー/APE主宰)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム、講堂、企画展示室2E他
対象:小学校3年生~6年生
参加人数:11人

平成18年度

育普及室プログラム「教えて!可士和さん!」
ワークショップ『自分のシンボルマークをつくろう!』
日時:2007年3月24日(土)10時~13時
講師:佐藤可士和(アートディレクター/クリエイティブディレクター)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:小学校高学年
参加人数:18人

鑑賞ワークショップ

平成20年度

『エミリー・ウングワレー展』関連企画
「鑑賞ワークショップ ~ことばで楽しむエミリー展~」
日時:2008年7月6日(日)15時~17時
講師:白鳥健二
会場:国立新美術館 企画展示室2E他
対象:一般
参加人数:22人