アートライブラリーからのおしらせ
講演会「シリーズ美術雑誌と戦後美術-創り手たちの証言 第1回 激動と 転換の60年代末 宮澤壯佳氏(元『美術手帖』編集長)」を開催します。
シリーズ 美術雑誌と戦後美術 ― 創り手たちの証言
「第1回 激動と転換の60年代末 宮澤壯佳氏(元『美術手帖』編集長)」
国立新美術館が、「国立のアートセンター」として特に力を入れている活動に、「美術に関する資料の収集と提供」があります。具体的には、過去に日本各地で開催された展覧会のカタログや美術雑誌、単行書、記録写真などを集め、アートライブラリーや特別資料閲覧コーナー(事前予約制)で公開しています。国立新美術館では、これまでもアートライブラリーの「話のたね」コーナー(資料担当職員のお薦め本をご紹介)や、美術館ニュースの「書架のあいだから」(資料をテーマにしたエッセイ)で、こうした資料の価値や意義、愉しみ方を発信してきましたが、開館4年目に入るのを機にさらに一歩進み出て、資料の創り手の側にいた方々や資料の研究者を順次お招きし、ただ見ているだけでは知りえない世界をご紹介する場を設けていくことにしました。
そこでまずは、美術雑誌を何誌かシリーズで取り上げます。第1回目にあたる今回は、1948年の創刊以来アートの最先端の動向を紹介し、次代への展開を先導する役割を果たしてきた雑誌『美術手帖』です。社会の変革のうねりとともに「美術」の概念が揺らいだ60年代末に同誌の編集長を務められた宮澤壯佳氏から、当時の編集方針やエピソードなどをうかがいたいと思います。皆様のご参加をお待ちしています。
- 日時:
- 2010年2月13日(土) 14:00~15:30
- 講師:
- 宮澤壯佳氏(元『美術手帖』編集長)
- 聞き手:
- 平井章一(国立新美術館 情報資料室室長・主任研究員)
- 会場:
- 国立新美術館3F 研修室
- 定員:
- 50名(先着順、事前申込不要) 聴講は無料です。
- 宮澤壯佳(みやざわ・たけよし)氏略歴
- 1933年生まれ。1956年、美術出版社に入社し、『美術手帖』『みづゑ』編集部を経て、1967年から『美術手帖』編集長代行、1968年1月から1971年5月まで同誌編集長を務める。以後、美術出版社顧問、池田満寿夫美術館館長を歴任し、現在は池田満寿夫美術館顧問。編集企画に『池田満寿夫全版画集』(1972年)など、著書に『池田満寿夫 流転の調書』(玲風書房、2003年)がある。ロックやジャズの評論家としても著名。
- 問い合わせ先
- TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)
「話のたね」コーナーを展示替えしました。
1・2月の「話のたね」コーナーでは、2月3日~14日に開催される第13回文化庁メディア芸術祭と連動する形で、「メディア芸術」の中でも、わが国で独特の発展を遂げてきたマンガやアニメに関する資料の一部をご紹介します。(2010年1月18日)
別館特別資料閲覧コーナーで、美術雑誌の閲覧ができます。
すでに終刊した日本の美術雑誌を、別館特別資料閲覧コーナーでご覧いただけるようになりました。閲覧には事前予約が必要です。詳しくは「特別資料閲覧コーナー利用案内」をご覧ください。閲覧できる雑誌のタイトルもご確認いただけます。(2009年2月3日)